元の記事:12月1週の作文の書き方です (1581字)
きら kira 2025/11/30 08:59:22 56214
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水曜17時の作文クラスのみなさまへ
お世話になっております。
明日から師走となります。今年もしめくくりの月、今回の作文が進級テストの回となります。今学期は目標字数が1000文字になっています。それ以上、できれば1200文字のペースで頑張ってみましょう。
為せば成るの積み上げが文章力、国語力になります。
12月1週の作文の書き方です
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【フジ】
「朝寝坊」です。毎日朝しっかり起きられる人も、これまでに何回かは寝坊してどっきりしたことがありませんか。
★ 1000字以上
◎ 書き出しをくふうしましょう。あとで、書き出しの結びをするために、印象的な場面で書き出します。
◎ 体験実例
朝寝坊してあわててしたくして学校へ行って、間に合ったとしても一日中調子が出ません。反対に、朝にゆとりがあると、一日の時間を自分が決めているような感覚になれます。
★前の話聞いた話 作文で話題の転換をする練習です。
お父さんお母さんにも取材しましょう。ニュースで見たり聞いたりした話題もいいですね。朝活といって、早起きした時間をうまく使う人も多いようです。
★ たとえ 「まるで……のよう」「まるで……みたい」
★ことわざの引用
早起きは三文の徳ということわざを実感する人は多いでしょう。
★ 一般化の主題 最後は、人間にとって朝の時間とは、とまとめましょう。
一日のスタートの朝は大切な時間ですね。
★書き出しの結び
もう一度、書き出しの場面にもどって締めくくります。
【ユーカリ】言葉が私たちの行動に影響を及ぼすことがあると述べられた文章です。
★1000文字
〇まず、要約です。
スポーツなどの専門分野で使われる特別な言葉は、実際に経験しないと言葉の意味に従って体を動かすことができない。逆に、「失敗するかもしれない」と思ってしまうとそれが過去の失敗の経験と結びつき本当に失敗してしまう。以前に成功した経験が脳の働きと結びつき、成功を重ねることになる。人間は常に自己暗示によって行動しているのである。
●二段落目は導かれる一つ目の意見 意見Aをあげます。
★ 複数の意見一
「言葉が行動にプラスの影響を与える面はある。」
◎ 体験実例
人からのアドバイスの言葉、励ましの言葉が勇気を出させてくれて成功に結び付くことがあります。また、ドキドキして緊張しているときに、おまじないの言葉をとなえると、落ち着いたりしますね。
●第三段落は、意見Aとは両極の立場の意見Bをあげます。
「しかし、言葉が行動のブレーキになることもある。」
「やってはいけません」といわれるとやってしまう。「失敗したらどうしよう」は失敗を招きがち。
★昔話実例 社会実例を昔話や童話の引用として書いていく練習です。
(例)昔話には「見るなの禁忌」になっているお話が多く見られます。恩返しのお話では「決して見ないでください」と言われたのに見てしまいます。浦島太郎もたまてばこをあけてしまいます。
★★二段落目と三段落目を入れ替えて、成功に結び付く方に昔話実例を入れるのも効果的です。
●第四段落 ★ 総合化の主題
まず、意見A,Bの両方に賛同します。
「確かに、言葉には大きな力がある。」
「しかし、」と展開し、名言を引用したあと★ 名言の引用、意見Cです。
「しかし、いちばん大切なことは、『短所をなくすいちばんよい方法は、今ある長所を伸ばすことである』という名言もあるように、言葉の持つプラス面を生かしていけば、そのマイナス面も自然になくなっていくはずである。」
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よろしくお願いいたします。
きら