1960年代には性能面で不安視されていた日本製品、とりわけ自動車は、その後わずか数十年で世界最高水準の信頼性と性能を持つまでに成長したが、その背景には鉄砲伝来や明治の近代化にも見られるように、外来の高度な技術を素早く受け入れ、模倣を通して確実に吸収し発展させてきた日本社会の高い潜在能力があった。しかし現代では「もの真似上手」という評価から独創性への劣等感が生まれてしまったが、本来「真似る」ことは技術を学ぶための出発点であり、「守・破・離」に示されるように、徹底した模倣の先にこそ独創が生まれるという歴史を持っており、「もの真似」に過度な劣等感を抱く必要はないと述べている。ぼくは、模倣を取り入れながら生きていきたい。

まずは、お手本をいつけることで、技術を素早く取り入れることができる。
バスケ部に入部していた頃、上手な人のシュートフォームを真似してうまくなった。

全部を真似るのではなく、「これは使える」と思った部分だけを自分のやり方にすることで、本当に価値のあるものを手に入れられる。
小論文を書くときに、まとまっていないと先生に言われた。そこで、友達が褒められたのを読み、常に同じテーマに戻らないといけなかったことを見つけた。