元の記事:外国人に日本語を (862字)
あこうあ akoua 2025/12/12 19:55:48 56823
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第一段落
要約
第二段落
欧米人のように「いいえ」をはっきりということは大切だ。自分の気持ちをはっきりと示せば誤解を生むことはない。日本人は「行けたら行く」などと言って曖昧に相手からの誘いを断ることが多いように感じる。もし、相手が、「行けたら行く」と聞いた時、「くる」と解釈した場合、「こないなら連絡してよ」と誤解を生み、喧嘩になってしまうかもしれない。私も、相手を遊びに誘おうとした時、相手とうまく予定が合わなくて、断られる時、はっきりと、「予定が合わないからこの日は遊べない。この日ならどう?」などと言われる方がわかりやすい。反対に、「行けるかわからないな」と言われると、「くるのかこないのかどっち」というように考えてしまい、最後まで連絡がなく遊べなかった場合、少しがっかりする。また、生徒会の選挙の時も、曖昧に「こんな感じのことをしたいです。」と演説している人よりも、「これがしたい。これをします」と演説する人の方が印象に残るし、生徒会を任せたいと思える。
第三段落
しかし、日本人が「いいえ」とはっきり言わないのは相手に対する思いやりの気持ちが働くからだ。私も、相手の誘いを断る時、相手に「せっかく自分と遊ぶために予定を空けてくれたのに申し訳ないな」と思ってしまう。だから、少しでも相手のことを考えて曖昧に答えてしまうのだと思う。江戸時代の日本は鎖国中だったが、アメリカのペリーがやってきて、もちろん欧米諸国の圧倒的な力の差を知っていたからというのもあると思うが、今のように普段から相手のことを考えて断る時に曖昧に断っていたから断りきれず条約を結んでしまったのだと思う。
第四段落
確かに誤解のないように自分の意思を伝えていくことも相手に対する思いやりを持つこともどちらも大切だ。しかし、最も大切なことは、「悪いことそのものがあるわけではない。時と場合によって悪いことがあるのである。」という言葉もあるように、自分の意見をはっきりと伝える時と、そうでない時を使い分け、そこに応じた態度を取ることである。他の国を非難する時 日中関係