元の記事:ウィカニクラス通信(12月号)その3 (1455字)
ウィカニ aokani 2025/12/16 23:17:10 57029
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木曜日10時オンライン作文クラスの授業にご参加の皆さんへ
★12月18日(木)は12.3週の作文クラスです。
課題集最後の感想文です。複数の意見と総合かの主題はそうするかと考えてクラスに参加しましょう٩( ᐛ )و
作文の準備をして以下の4つのメモを発表室に入れてクラスに参加しましょう。
1、意見Aと体験実例
2、意見Bと(体験実例)昔話実例/長文実例/社会的実例
3、総合化の主題
4、名言の引用
以下、作文の準備のヒントにご利用ください。
【ユーカリの課題】「一人一人の話が」の感想文です。
この長文は、宇宙飛行士は、宇宙で共通の体験をしているように思われる。ラッセル・シュワイカートは、宇宙空間で仕事をしているとき、機械の故障のために数分間何もしない時間を持った。そのときに地球を見て、シュワイカートは「自分は『私』ではなく、地球の全生命の過去と未来を含めた『我々』なのだ」という意識を持った。この個体意識から地球意識への脱皮は、今すべての人々に求められているという話です。そこから、意見は、「個体意識から地球意識への脱皮ということ」から考えてみて、具体的には、「自分のことだけでなく相手のこと」「自分の国のことだけでなくよその国のこと」「人間のことだけでなくほかの生命のこと」などを考えていく意識が必要だということです。中学2年生の総合化は、「自分の利益を考えることも必要だ」→「しかし、全体の利益を考えることも必要だ」→「だから、大事なことは……」と考えてみるとよいでしょう。
書き方の流れ
:第一段落:要約を書きます。
:第二段落:
意見Aを書きます。「自分の利益を考えることは、もちろん大切だ」続けて具体的な実例を書きます。例えば、「バスケットボールやサッカーの試合にしても、自分が相手よりも勝ちたいという気持ちがあるから、互いに力をつけていける。私も……。」
:第三段落
反対の立場の意見Bを書きます。たとえば、「しかし、全体の利益を考えることも必要だ。」続けて、昔話実例を書きます。「桃太郎」でも桃太郎が鬼退治に行ったのは自分の利益のためではなく、村全体のことを考えたからだ。犬やキジや猿も、自分の利益だけを考えたら、わずかキビダンゴ一つで、はるばる鬼が島まで行かないだろう。」、また、他にも歴史的な実例や社会的実例でもいいですよ。例えば、『稲むらの火』というお話の安政元年(1854)に紀伊半島広村を襲った大津波のとき実在した浜口梧陵(はまぐちごりょう)という人のことや、藩主による苛政を藩や江戸役人、幕府老中や将軍にも訴えた佐倉惣五郎や、他にも、大塩平八郎のお話など。
:第四段落
意見C(総合化の主題)を書きます。「大事なことはAかBかではなくCである。」のような言い方で、いままでにあげた二つの意見それぞれに理解を示しながら、さらに上の発想Cをしてまとめていきます。
例えば、「確かに自分の利益を考えることも全体の利益を考えることも大切だ。」続けて、「しかし、『私たちの幸福が、ほかの人びとの不幸に支えられているのであってはならない。』という名言がある。いちばん大切なことは、自分の利益の追求が他の人々に利益に結びつくような社会を作ることだ。」と、明言も入れて、総合化した意見を書きます。
★ 目標字数:1000字以上
★★紹介する本は読書記録に記入をしておきましょう。
ご質問などありましたら個別れんらくでご連絡ください。
また、個別の個人面談もできます。ご希望があれば、個別れんらくでご連絡ください。
ウィカニ