元の記事:一人一人の話が (1043字)
まこ akomako 2025/12/18 21:15:15 57133
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宇宙飛行士たちは、宇宙で、ある共通の体験をしている。彼らはみな、宇宙で「私」という個体意識が一気に取り払われるような体験をしている。ラッセル・シュワイカートが宇宙遊泳をしている時、彼の心に、眼下に拡がる地球のすべての生命、そして地球そのものへの言い知れぬほどの深い連帯感が生まれた。シュワイカートが宇宙空間で体験したこの「私」という個体意識から「我々」という地球意識への脱皮は、今、この地球に住むすべての人々に求められている。
確かに、自分の利益を考えることは大切だ。
なぜなら、自分の利益がないものはやらないほうがいい事があるからだ。
友達に、勉強を教えてと頼まれて、教えたことがあった。勉強を教えるのは、友達も勉強ができるようになるから良いことだと思うが、それによって、自分が勉強できなくなるのは困る。勉強を教えてと言われたときは、頼られていると思い嬉しくて、喜んで引き受けた。そして友達に勉強を教えて、友達も分かったようで、嬉しかった。しかし、そのときは提出物がたくさんあり、勉強を教えていたことで、提出物をする時間が減ってしまった。そして、直前に急いで書いて、評価があまり良いものが取れなかった。勉強は、自分はわかっていて、友だちに教えただけだからあまり利益がなく、さらに提出物の評価も下がってしまった。勉強を教えるのは良いことだが、提出物や、勉強すべきものがないときに教えればよかったと思った。
しかし、全体の利益を考えることも大切だ。
なぜなら、そのほうが、思いやりの心があるからだ。
さるかに合戦で、猿はカニを騙しておにぎりと柿の種を交換させたが、騙すときに、おにぎりではなく柿の種のほうが、柿がたくさんなり、たくさん食べられると言って騙した。たくさん食べられるといって、相手の利益をしっかり示すことで、相手も簡単に騙せたのだと思う。もし相手の利益を示さずに交換を頼んでいったら、カニも、交換してくれなかったと思う。
確かに、自分の利益も、全体の利益を考えることも大切だ。しかし、1番大切なことは、利益を考えずに、思いやりの心を持って生活することだ。「すべてに効くという薬は、何にも、たいして効かない。」という名言があるように、一番良いのは、みんなに利益があることかも知れないが、それは、少ししか利益がなかったり、なにもないことがあるから、始めから、利益のことなど考えずに、思いやりの心だけ持って生活するのが良い。これからはいちいち利益を考えずに、思いやりの心を持って暮らしていきたい。