元の記事:1月3週の作文の書き方です (1717字)
きら kira 2026/01/17 10:47:36 58026
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水曜17時の作文クラスのみなさまへ
お世話になっております。
この週末は、大学入試共通テストが実施されています。思えば、私は共通一次テストの元年にあたっておりました。この入試制度もかなりの歴史を刻んでします。
ちょうど私は誕生日でもあり、自分の歩んできた年月の長さに驚きながら、それに見合う中身も伴うべしと気合を入れたところです。
次回も頑張りましょう。
1月3週の作文の書き方です。
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【ヘチマ】大人になるにつれて、なんでも当たり前になってしまい、感動できなくなるというお話です。
★ 1200字以上
★まず、要約です。「悲しいことに、わたしたちはおとなになるにつれ、重力の法則になれっこになるだけではない。世界そのものになれっこになってしまうのです。 わたしたちは子どものうちに、この世界に驚く能力を失ってしまうらしい。それによって、わたしたちは大切な何かを失う。」
★独特な文体なので、常体にして整えるといいですね。
◎ 体験実例
小さいころには不思議だなあと思っていたのに勉強したら説明がついて、つまらなくなったことはないでしょうか。たとえば、月の満ち欠け、鏡にうつる自分、コップの水のなかのスプーンが曲がることなど。
★前の話聞いた話 作文で話題の転換をする練習です。
お父さんやお母さんから、小さいころは不思議だったお話を聞いてみましょう。
また、本で読んだことで「子どもだけに見えるふしぎなできごと」を書いてみるのもいいですね。
★ たとえ 「まるで……のよう」「まるで……みたい」
★ことわざの引用
「大切なのは疑問を持ち続けることだ」などが使えそうです。
★ 一般化の主題 最後は、「人間にとって不思議に思うこととは……」とまとめましょう。
勉強して知識をつけるのは大事なことですが、なんでも当たり前になってしまうのは危険です。不思議に思う気持ちを持ち続けることも大切です。
【ベニバナ】 別役実『都市の鑑賞法』からの引用です。変わった文章で、本当のことと架空のことが織り交ぜられているけれど、真実が伝わってくるようです。「ありふれた都市の風景を舞台装置として捉え直し、軽妙な語り口で都市とあそぶ別役ワールド。」だそうです。
★1200文字
〇まず、要約です。
一流ホテルでは、ホテル側があらかじめホテルでのふるまい方を教える「仕出し屋」を雇っている。客があまりにも傍若無人な振る舞いに及ぶとボーイが近づき注意しているのは、周囲の客がホテルでのふるまい方を学ぶことを期待しているからである。そうして、周りの客が一流ホテルのロビーを利用する方法を学ぶのだ。
〇虚構を入れた話ですが、たしかに一流ホテルにはふさわしいふるまいがあるので、そうすることがのぞましいことがわかります。けれども、自分らしさを発揮していても良いようにも思えますね。
●二段落目は導かれる一つ目の意見 意見Aをあげます。
★ 複数の意見一
「確かに、自分らしさは大切だ。」
◎ 体験実例
ちょうど成人の日がありましたが、振袖を着なくても自分らしい装いで参加するのもいいことですね。
●第三段落は、意見Aとは両極の立場の意見Bをあげます。
「しかし、その場に応じた振る舞いも大切だ。」」
★昔話実例 社会実例を昔話や童話の引用として書いていく練習です。
(例)たとえば「こぶとり爺さん」では、鬼の宴会にふさわしく踊ったのでこぶをとってもらえた。など。
●第四段落 ★ 総合化の主題
まず、意見A,Bの両方に賛同します。
「確かに、自分らしさも、その場に応じた振る舞いも、どちらもそれなりに大切だ。」
「しかし、」と展開し、名言を引用したあと★ 名言の引用、意見Cです。
「しかし、いちばん大切なことは、『家とは、外から見るためのものではなく、中で住むためのものである』という名言もあるように、中に住んでいる人にとっていちばん心地よい状態が大事なのである。」
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よろしくお願いいたします。
きら