元の記事:聞き上手は話し上手 (1218字)
akeyuya akeyuya 2026/05/28 21:03:01 62830
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話し上手の人がいる。しかし、その人をおしゃべりとは呼ばないだろう。そのことを自分なりに考えてみると、饒舌の人は、とかく「間」をとることの気が回らなかったり、「間」の必要を感じていない場合が多いのに対して、話し上手と呼ばれる人は、意識して、あるいは無意識のうちに、うまく「間」をとり入れているような違いがあるように思う。例えば、「旅は道づれ」と言いながら、おしゃべりの人と一緒に長旅に行くことは、とても疲れるという人は少なくないだろう。だから僕は、「間」を大切にすることが良いと思う。
一つ目の理由は、「間」をとらないと、何の話なのか分からなくなってしまうことがあるからだ。学校の授業や、友だちとの会話や話しているときでも、相手に一方的に話されてしまうと、自分の中で理解しようとしているうちに、話がどんどん進んでしまって、最後は分からなくなってしまうことがあると思ったからだ。例えば、中学一年生のころの数学の授業では、毎回先生が黒板に文字を書きながら、それをただ早口で説明していくような授業だった。それで、どこの問題まで進んだのかが混乱してしまったことがあった。このようなことから、「間」を入れることによって相手の話を理解して、自分の中で消化し、それを相手に返すというキャッチボールをすることが大切だと思った。
二つ目の理由は、人間と人間の会話というのは双方的であり、そしてそれは相手を理解して、自分を理解してもらうことでもあるからだ。この前、学校で友だちが落ち込んでいたときに、「どうしたの?」と相手の話を最後まで聞いてあげて、気持ちを分かってあげることができた。そして、そのあとに「僕も同じことが前にあったよ」と自分の経験まで話してあげることができた。このように、「間」を入れることによって、自分が話したことを相手に受け止めてもらうには、話し手が聞き手に気遣いをしながら話すことが大事であると思った。また、会話において、「間」を意識するということは、相手への思いやりや、お互いの絆を深めるための第一歩なのだと考えた。
確かに、言いたいことをもれなく相手に伝えるということは、正確な情報伝達という面でとても大事なことである。しかし、話の中で「間」がなければ、その正確な情報も相手には伝わらなし、コミュニケーションが楽しめない、議論が無駄なものになってしまうと思った。「間」という時間はただの「誰もしゃべっていない無駄な時間」ではなく、自分が話したことを、相手にしっかりと伝えるための大事な時間だと思う。また、「話し上手は聞き上手」ということわざがあるように、本当にコミュニケーションが上手な人は、自分の話をするよりも、まず相手の話を丁寧に聞くことができる。だから、これから人とコミュニケーションをするときなどは、「間」をつくることを意識して、自分だけが一方的に話をするのではなく、相手の話もしっかりととりいれることが大切だと思った。