月曜20時の作文クラスのみなさまへ
お世話になっております。
まもなくお盆の週も終わろうとしています。言葉の森も11日から17日までお盆休みとなっております。したがって、次回17日は「休み宿題」ですので、この「作文の書き方」や課題フォルダのヒントを参考にして書いてみてください。
どの学年も、興味深いテーマとなっています。
HPに中根先生の動画もアップロードされています。
https://www.mori7.com/index.php?e=5570#e5570
作品が届きましたらすぐに講評をお送りします。お待ちしております。
8月3週の作文の書き方です。
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【ビワ】感想文です。★800文字
★まず、要約です。盲人の語る昔話や道化や祭りといった、荒唐無稽なものにも文化的な価値があり、社会の秩序や合理性に相反することで「世界を全く見なれない新しいものに変える力」を持つと述べています。合理的なものとも無秩序なものとも、大きく調和することが「我々人類が生存し続けるために避けることの出来ない原則になった」のです。
そこで、合理的なものを選んでいくことの大切さと、無駄に見えるものの価値も見出すべきだ、という二つのことを考えてみましょう。
●二段落目は導かれる一つ目の意見 意見Aをあげます。
★ 複数の意見一
「快適に生きるためには自分の必要(合理的なもの)を優先することが大切だ。」
★ 体験実例
なにかやろうという目的がある場合、私たちはそれをうまくやれるような条件を整えます。テストの前には、楽しいことはがまんします。大きなことを考えると、たくさんの家を建てて街をつくるためには、森林を伐採してしまいます。
●第三段落は、意見Aとは両極の立場の意見Bをあげます。
「しかし、一見して無駄なもの、無秩序なものもなくてはならないものだ。」
自然のなかには、ちっぽけなもの、無駄に思えるようなものもふくまれますが、すべてに意味があり価値があります。ミミズがいなければ土地は肥えず、植物が育ちません。
●第四段落 ★ 総合化の主題
まず、意見A,Bの両方に賛同します。
「確かに、自分に必要なものも、無駄なもの自然にあるもの、どちらも大切だ。」
「しかし、」と展開し、名言を引用したあと★ 名言の引用、意見Cです。
「『存在するものには、よいとか悪いとか言う前にすべてそれなりの理由がある。』という名言もあるように、自己と相容れないものへの理解を深め、大きく調和して生きることことが大切だ。」
【リンゴ】感想文です。
まず、要約です。
「脱線しかけるときに創造のエネルギーが生まれる。」「安全運転だけを目標とするのなら、脱線しないのは喜ぶべきことだが、新しい道をつくるには、軌道の上だけ走っていたのでは話にならない。」「大きな木の下には草も育たない、という。」「すぐれた影響力をもっている点にのみ着目していると、そのために個性を失った人間が育つ危険を見落しがちになる。亜流になりたくなかったら、敬遠して影響を受ける必要がある。」「圧倒されそうな影響をもっているものには不用意に近づかないことである。近づいてもながく付き合いすぎてはいけない。」
〇パラドックスのようですが、すばらしい先生、書物とは距離を置いた方が、何事かを成せるという文章です。
●ここから「優れたものからはちょっと脱線するような生き方をしたい」という主題が導かれます。
第二段落 方法1と実例。「そのための方法としては第一に、自己流をおそれない姿勢を持つことだ。」
だれかのアドバイスを受けたときにも、それを自分に合うようにアレンジしてみて初めて役に立ったということがあります。試行錯誤こそ大切ですね。
第三段落 二つ目の方法と実例。「また第二の方法としては、異端を認める余裕のある社会にすること」だ。
実際の社会では、大ヒットしたり受賞したりした物やその開発者がもてはやされますが、まだ成果をみない地味な研究の積み重ねこそ、未来に役立ちます。人材育成は大切です。
反対理解と名言の引用。「確かに、優れたものを模倣すると優秀になれるかもしれない。しかし、『私たちの人生は、私たちが費やしただけの価値がある。』という名言もあるように、私は優れたものからはあえて一歩置けるような人になりたい。」
【ピラカンサ】
要約です。
社会の中では、必ず変化に対して影響を受けやすい人々が特定のまとまりで存在する。特別な事態でなくても、社会的なハンディキャップという形で日頃から平等な扱いを受けられていないのである。権利や法という点で平等だとしても、社会的かつ文化的な不平等があり、完全な平等はとても難しいことなのである。だからこそ私は、真の平等を真剣に考えていくべきだと考える。
〇「権利」や「法」の平等だけで何とかなるというものではない、きわめて社会的かつ文化的なハンディキャップについて考えるテーマです。
慣習や思い込みについては、根深いものがあり切り替えることが難しいものです。男女平等について、法整備や教育は行き届いてきましたが、いまだに「男らしさ」「女らしさ」という思い込みは残っていますね。
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発表室にあります。
よろしくお願いいたします。
きら