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私は二十年ほど前から (1065字)  花蓮 kikaren 2026/09/06 09:01:01 66247   1     

私はある程度自己家畜化は必要だと思う

 これの一つ目の理由は、人が団結して生きるからだ。一人ではできないことでも、みんなで力を合わせればできることが増える。狩りや農業、災害からの避難など、昔から人は一人よりも集団でいたほうが生き延びやすかった。だから、仲間と協力できない人、すぐキレて争いを起こす人は、集団から追い出されやすく、生き残りにくかったと考えられる。逆に、穏やかで周りとうまくやれる人のほうが、集団に受け入れられ、生き延びて子孫を残しやすかったらしい。このことは、自分の経験でも感じたことがある。学校で班活動や係の仕事をしたとき、最初はみんなが自分のやりたいことだけを言って、なかなか話がまとまらなかった。しかし、誰かが「まあ、それでいいよ」と自分の意見を少し抑えて折れたり、周りに合わせて調整したりすることで、作業が少しずつスムーズに進むようになった。もし全員が最後まで自分の意見を譲らなかったら、係の仕事は終わらなかったと思う。この経験から、集団の中でうまくやっていくには、自分の主張ばかりを通そうとせず、少し抑えて周りに合わせる姿勢が必要なのだと感じた。

 二つ目の理由は、社会のルールを守るために自己家畜化が必要だからだ。学校や会社、社会には、みんなが従うべきルールがある。もし本能のままに、好き勝手に行動する人ばかりだったら、社会は成り立たなくなってしまう。だから人は、自分の欲求や感情をそのままぶつけるのではなく、ある程度抑えて、ルールに従えるように変わっていく必要があったと思う。学校生活の中で、時間を守る、順番を守る、決められたやり方に従うなど、細かいルールがたくさんある。最初は「面倒だな」「自分のやりたいようにやりたいな」と思うときもあったけど、ルールを守ることで、周りとのトラブルが減り、集団生活がスムーズにいくことに気がついた。逆に、ルールを守らない人がいると、その人が注意されたり、集団の中で浮いてしまったりする場面も見たことがある。このように、社会の中でうまくやっていくには、本能のまま自由に振る舞うのではなく、ある程度自分を抑えてルールに従う姿勢が必要だとわかった。

 たしかに「大人しくなること、守ること=良いこと」と決めつけると、強さ・個性・反発力・応用力が犠牲になるかもしれない。 しかし、「人はその制服のとおりの人間になる」という名言があるようにに、ルールや形を守ることは個性や強さを奪うのではなく、その形の中で周りと協力し、自分の考えを実現していく力を育ててくれるのだと思う。    




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