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9.2 (626字)  ゆうと aetoku 2026/09/13 18:44:11 66552   1     

知識の生産過程は人間の主観的内面世界での思索にかかわるが、知識は個人の主観を超えた客観的存在で、形成過程には客観的要因が作用する。知識社会学は、思考作用における「理念的」要因と「実在的」要因とのかかわりや、思考作用が「存在諸要因」にどう拘束されるかを問題とする。しかし情報にはこの二重性はない。情報は、直接体験し得ない具体的な事実について経験の範囲を拡大する代用物であり、知識の素材だが知識そのものではない。また情報は瞬間的で、意外性を生命とし、反復されず蓄積されない。さらに、不確実性を減らし意思決定を確実にする道具である。これに対し知識は反復され、記憶され、蓄積され、それ自体のために求められ、文化の共有と共通の生活世界を形成する。情報には詳しいがものを考えない人が大学や研究所の主役になれば、知識を生産する能力を失うことが心配される。私たちは、本当の知識をつくりだす方法を身につけるべきだ。そのために考えられる方法は二つある

第一の方法としては、情報を過信せず、自分で考える習慣をつけることだ。 →実例でAIを。AIを使い出して人々は自分で考えないようになった。

第二の方法としては、情報化社会の利点をうまく使いこなせるような人材をつくっていくことだ。

確かに、情報化社会に対応し、格差を生まないように情報を得ることも大切だ。しかし、私たちは、やはり単に受け渡しされる情報に左右されるのではなく、知識を持って情報を使う立場に立っていかなければならない。



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