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9.2 (1086字)  櫛田 aesata 2026/09/13 18:55:55 66553   1     

 <<構成>>筆者は、花見や月見、雪見などの「見る」という行為が、日本文化におけるコミュニケーションの方法になっていると述べている。日本人は、自分の目で見て確かめることを大切にし、同じものを一緒に見ることで、言葉を多く使わなくても気持ちを共有することができる。例えば、月を見ながら「いいお月さんですね」と言うだけでも、二人の気持ちを通じ合わせることができる。このように、言葉だけに頼らず、相手の気持ちを考えながらコミュニケーションをとることにはよい面がある。僕は、言葉に頼らない日本的なコミュニケーションを大切にすることはよいと考える。


 <<題材>>そう考える理由は二つある。第一の理由は、同じものを見たり、同じ経験をしたりすることで、言葉が少なくても気持ちを共有できるからである。実際に僕も、家族と一緒に野球の試合をテレビで見ていたとき、応援しているチームが大事な場面でヒットを打ったことがある。その瞬間、家族と一緒に「おお!」と声を出して喜び、顔を見合わせた。長く話したわけではないが、同じ試合を見て同じ場面で喜んだことで、うれしいという気持ちを共有することができた。また、試合に負けそうな場面では、みんなで黙って画面を見つめることもあった。このように、同じものを見ることは、言葉をたくさん交わさなくても、人と人との気持ちをつなぐきっかけになるのである。


 第二の理由は、同じものを見ながら相手の表情や反応を見ることで、相手の気持ちを感じ取ることができるからである。例えば、友達と一緒にスポーツの試合を見ていて、応援しているチームが得点したとき、友達が思わず笑顔になったとする。そのとき、友達が「うれしい」と言葉にしなくても、その表情を見れば気持ちを想像することができる。そして、自分も「やったね」と喜ぶことで、友達と同じ気持ちを共有できる。このように、同じものを見て相手の表情や反応を感じ取ることは、言葉だけではないコミュニケーションにつながるのである。
 

<<主題>>確かに、自分の考えや気持ちを言葉ではっきり伝えたほうが、誤解が生まれにくい場合もある。特に、文化や考え方が違う人と話すときには、相手の気持ちを察するだけでは伝わらないこともある。しかし、相手の表情や様子を見て気持ちを考えることも、人と関わる上で大切なことである。だからこそ、僕は、自分の考えを必要なときには言葉ではっきり伝えながら、相手の様子を見て気持ちを考えることも大切にしたい。言葉で伝えることと、言葉に頼らず相手を思いやることの両方を大切にすることが、よいコミュニケーションにつながると考える。



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