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構成 12月1週 (1199字)  こたつ akiriyo 2024/01/03 23:39:49 27857   2  

 私はこの前、東京の秋葉原と墨田区に行った。その時に自分が住んでいる地域よりもポイ捨てが多いことに気が付いた。自分が住んでいる地域は田舎なので人口が少なくポイ捨てが少ないのも当たり前かもしれないが、あまりのポイ捨ての多さにわっと驚いた。
 私は、ポイ捨ては悪いことだと考えている。それには二つの理由がある。
 第一の理由は、ポイ捨てをすることは他の犯罪を起こす原因になる可能性があるからだ。これを聞くだけだと「ちょっと意味が分からない」となる人が殆どだと思うので説明させてほしい。みなさんは割れ窓効果というものをご存じだろうか、これは1枚の割られた窓ガラスをそのままにしていると、さらに割られる窓ガラスが増え、だんだんと街全体が荒廃してしまうという、アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリング博士が提唱した理論のことだ。私が最初に言いたかったのは、説明したように一つでもポイ捨てされているゴミを見ればどんどんポイ捨てする人が増えていき、いずれ町全体がゴミであふれてしまうということだ。私もゴミの山があれば一つくらい混ぜても誰にもわからないので、自分の持っている物をぽいっと捨てる事を考えるかもしれない。
 第二の理由は、ポイ捨ては最終的には私達の体の中に入ってきて、人体に害を及ぼすからだ。これも「ちょっと意味が分からない」という人もいるだろうから説明すると、Aさんが道路にポイ捨てしたとしよう。そのごみは不幸にも誰にも回収されなかった。すると風が吹き付近の川や海に転がったり飛んで行ったりして落ちてしまう。すると海の中で時間をかけて砕かれて小さな小さな肉眼ではほとんど見えないようなマイクロプラスチックになる。するとそれを海の魚が食料となる物と一緒に飲み込み、その魚を私たちが食べる。そうすることで私たちの体にはどんどんプラスチックが蓄積している。あなたがこれまでに魚を食べたことがなかったとしてもお母さんが魚を食べていれば、子どもにもマイクロプラスティックが運ばれるのでこの世にマイクロプラスチックが体内に無い人間はもういないだろう。世界人口の動向というデータを見ると、2000年時点で地球には60億人もの人が暮らしている。そのうちの数パーセントの人がポイ捨てをするだけで他の大多数に影響を及ぼしてしまう。これは大きな問題であり、早急に対策をしなければ人類全体に悪影響をもたらすだろう。
 確かに、わざわざゴミを持ち運びたいという人はいないし、マイクロプラスチックがどれだけ体に悪いかも100%分かり切っていない。という意見もあるだろう。だが、どれだけ体に悪いかがはっきりとわかっていないというところが一番怖いのではないだろうか。脱皮できない蛇は滅びるという名言があるように、これまでポイ捨てしたことがある人は少し考え方を変えて家族や友人、自分だけでなく人類全員のためにもポイ捨てをやめてみてはどうだろうか。



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