元の記事:清書 (845字)
aetoku aetoku 2024/04/02 18:24:17 31417 2
しかし香港では語学堪能でなければ給料のいい仕事にはありつけないし、語学のみならず、自己PRの上手にできない人間は、出世も望めないという社会の仕組みが出来上がっているのだろう。つまり、少々嘘でもできると言ったほうが勝ちなのである。しかし日本ではもし話せますと答えた場合、その責任を自分が取らされたうえ、理解できなかったらどうしようという不安が、一瞬、脳裏をかすめるからである。だからはっきりと答えずに少しだけと付け加えて答える。日本人はもっと自分をアピールした方がいいと思う。
一つ目の理由として自分のことをアピールしないと相手に自分のことがわかってもらえないからだ。僕の友達に成績が良くて英語もフランス語もペラペラの人がいる。しかしその人は自分が得意ということを周りに言わない。相手に何も自分のいいところを言わないと自分のことをわかってもらえない。将来仕事に就くときの面接で自分の長所を言えないと、採用されない。だから自分の長所をいうことは大切なことだ。自分は特に自分のいいところをアピールすることが苦手なので人にわかってもらえるまで待つのではなく自分でアピールする必要がある。
二つ目の理由として自分自身が成長できないからだ。いつも遠慮して自分をアピールしないでいると、自分の能力を発揮できる機会を失い、能力に磨きをかけることができない。データによると30代では仕事の目的を収入と答えた割合が75%となっている。仕事に自分を成長させるという意志がない。もっと自分をアピールし、自分の能力を活かすことができれば仕事の目的として生きがいという選択肢がどんどん増えると思う。将来仕事に就く時に収入だけでなく他の目的も見つけたいと思う。
確かに時には謙虚さも大切だ。しかし、「短所をなくす一番良い方法は今ある長所を伸ばすことである。という名言もあるように、自分のいい面はどんどんアピールしていくべきだと思う。自分のいいところをアピールすることができるだけでだけでその後の人生が大きく変わってくると思う。