元の記事:4/12 俊廷作文メモ (985字)
JT aetasi 2024/04/12 12:47:37 31893 0
【書き出し】
プシューと、ジュースの缶を開けた。船の上はゆらゆらとゆれていた。
【前の話】
・小さい頃、日本のお台場に遊びに行った時のことだ。
水上バスの船に乗る前に、お母さんが飲み物を買ってくれた。
お母さんは「この場所限定のピーチジュースがあるよ。これを買ってあげるね。」と自動販売機のボタンを押した。
ゴトンとジュースが落ちてきた。ぼくは「やったー、大好きなピーチジュースが飲めるぞ」とウキウキして、ジュースをとりだした。
・水上バスに乗ると、ぼくはさっそくジュースの缶を開けてみた。
プシューと音がして、ジュースは開いた。ぼくは変なジュースだなと心の中で思ったけれど、ゴクゴクいきよいよくジュースを飲んだ。
すると、まるで口の中がとうがらしの粉をつめこんだように辛くなった!
「このジュース、もういらない」と、あわててジュースをお母さんに渡した。
・お母さんはぼくの代わりにジュースを飲むと「あれ、これ炭酸が入っているよ!ピーチジュースではなく、ピーチソーダだったんだね。これは大人の飲み物だね。」と笑っていた。
これが、ぼくが初めて炭酸飲料(ソーダ)を飲んだ思い出です。
・それから数年たって、自動販売機の炭酸飲料が見て、どうしてもまた試してみたくなった。
お母さんは「これは炭酸飲料だけど、大丈夫」と心配そうにしていたけれど、ソーダを飲んでみたら、すごくおいしかった。
【聞いた話】
・お母さんが、小学生の頃、初めてインドのカレーを食べたときのことです。家族でお出かけした時に、インドカレーのお店を見つけて、家族で食べることにしたそうです。そこは、歴史のある本格的なインドカレーのお店です。お母さんはチキンカレーを注文しました。一口食べてみると、口いっぱいにスパイスが広がって、辛くて辛くて、全部食べることができなかったそうです。
・きっとお母さんは、いつものカレーだと思って食べたのに、インドカレーの味が全然違ったからすごく驚いたのではないかと思う。
お母さんは、大人になったらスパイスたっぷりのインドカレーが大好きになったそうだ。
【自分が思ったこと】
・初めて何かを食べる時、自分の想像を超えることがたくさんあると思った。人間の脳が予想してない味に出会ったときに、びっくりして、まずいと感じるけど、だんだんなれてくると、おいしく感じるのかもしれない。
・今度はどんな味に出会えるかな、楽しみだ。