元の記事:3月2週の作文の書き方です (1745字)
きら kira 2024/03/08 20:26:54 30504 4
お世話になっております。
3月の1週目が過ぎ、6年生のみなさんは卒業まであと何日と、毎日を心に刻んでいることでしょう。5年生は、いよいよ最高学年になる役割を感じる頃です。中学生のみなさんも、4月からの新しい学年に思いをはせる時期ですね。
作文の進級テストも、高いハードルの目標字数をみなさん突破しています。私も力をいただいています。
今の課題も残すところ、あとふたつ。
3月2週の作文の書き方をお送りします。
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【テイカカズラ】
「給食」です。学校の給食の時間のことを書いてみましょう。お当番のこと、好きなメニューのこと、お弁当の人はその時間のことを書きます。
★たとえ
「まるで〇〇のような」をつかってみましょう。
★です・ます
説明する文は、「でした・ました」ではなく、現在形で書くと生き生きします。
★ 前の話聞いた話
お父さんやお母さんの給食の思い出のお話をきいてみましょう。
★ 心の中で思ったこと
最後は「心の中で思いました」とまとめます。
★ 動作情景の結び
さらに一番最後を、自分の動作にしてみましょう。
例:僕はさいごの一口をぱくりと食べました。
【ネコヤナギ】
まず、要約です。「創造はあまりにも謎めいているので「天才」にだけできることとかたづけてしまいがちです。しかし、天才だから創造できたといってしまうと、「創造」を説明したことにならないでしょう。」「ただし、それまであったままだと、創造にはならないので、それまであったものをいろいろ組みあわせて、そのできたいくつもの新しい組みあわせの中から、美しいもの、心にうったえるもの、正しく自然を説明できるものをえらびだし、世の中の人達がその価値をみとめたものが創造です。」「このような脳の働きを役だて、創造のために「こころみ」をつみかさねないのは、まったく人間らしくないことになります。」
創造とは、いろいろなことを試みることから生まれるという文章です。
似た話ではまず、自分が試行錯誤してなにかをつくりあげたことを考えてみましょう。
リンゴジュースと牛乳をまぜてのんだらおいしかったというようなチャレンジもいいですね。ゲームの攻略もたのしそう。
★たとえ
「まるで〇〇のような」をつかってみましょう。
★ 前の話聞いた話
お父さんお母さんの、試行錯誤の体験も聞いて書いてみましょう。
★ ことわざの引用
ぴったりなことわざがあれば引用しましょう。
★ わかったこと
まとめは、「わかった」を使ってまとめます。自分の力で最後までやってみることは大事なことですね。
【メギ】
まず、要約をします。「日本人が、淡泊であるかわりに持続力に欠けていると言われるのも、生活感覚に左右されているところがすくなくないのではあるまいか。」「こういう傾向が言語に影響しないはずはない。こまかいことは省略してしまう。それがわからぬのは野暮だとして相手にしない。」「そういう淡泊好みの通人たちが考えだした詩型が和歌であり俳句であって、短いことでは世界に類がすくない。」「「言ひおほせて何かある」……そう芭蕉は言っている。完結した表現、整いすぎた言葉は詩にならないことを、これほど端的にのべたものはすくない。」
俳句や短歌を成り立たせているように、日本ではくどくどと説明するより相手に解釈を任せるようなコミュニケーションをとります。そこから「「理屈ではなく直感に訴えようとする日本的なコミュニケーションの取り方はよいと思う。」という意見をあげて、理由を考えます。
理由として第一に、相手の言いたいことを読み取ろうとすることで思いやりの心が育つからだ。家族や友人は、何も語らなくても気持ちをくみとってくれます。そっとしておいてほしい時にはありがたいですね。
第二には、短い言葉から想像を広げることで感受性が豊かになるからだ。CMのキャッチコピーは短いセンテンスですが、効果は絶大です。だからかなりの資本を投入するのですね。
★ データ実例 引用を忘れないように。
★ 名言の引用 これも必ず入れましょう。
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よろしくお願いいたします。
きら