元の記事:4月2週の作文の書き方です (1162字)
きら kira 2024/04/05 19:10:14 31588 2
お世話になっております。
やっと桜が咲いたと思うと、そろそろ春休みは終わり。新学期がやってきます。ご進級おめでとうございます。新しい生活が始まると、なにかと緊張感が高まります。リズムに慣れるまでは自分のペースでいきましょう。
作文も進級のタイミングですが、すぐに馴染まなくてかまいません。少しずつじっくり書いていきましょう。
2週目の作文の書き方をお送りします。
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【タラ】「はじめて何かを食べたこと」です。初めて食べて、とてもおいしくて感動した話でもいいし、反対に期待したのにまずくてびっくりした話でもいいです。お寿司のワサビを初めて食べられるようになった人も、そろそろいるかもしれません。グルメリポーターになったような気分で、そのときの様子をくわしく書いてみましょう。
今学期、がんばる項目は
★ 書き出しの工夫 書き出しに、会話、色、音、情景を入れて、読み手を引きつけるような効果を出します。
例:「おいしい。」口にいれたしゅんかん、とろけるような気がした。
★ 自分だけがしたこと おいしいもの(まずいもの)に出会って、どのような反応をしたのでしょう。
★ たとえ 「まるで……のよう」「まるで……みたい」
★ 心の中で思ったこと 口には出さなかったけれど(出せなかったけれど)、心の中で思ったことを書きます。
例 ぼくは、はやくおとなになって世界中のおいしいものを食べてやるぞと決心した。
【ハギ】まず要約です。
【要約例】
里山を歩いていると何人ものハイカーとすれちがう。里山をきれいに維持している村の人びとにとって、ハイカーのマナーの悪さは目にあまるものがある。今、美しく維持されている里山は、必要なてまひまをすべて山里の人びとの善意に負っている。しかし、都市に暮らす人びとが、大切な里山を維持してもらえるように山里の人びとに対して相応の負担をするべきではないかと考える。また、野生動物たちにとっていちばんいいのは緑のコリドー(回廊)である。
つまり、里山を守ることは山に住む人だけではなく皆が取り組むべきだという文章です。
★ 体験実例 自分も里山のような場所に行き、ゴミが放置されているのを見たというような体験を書いてみましょう。また、ニュースで本来山にいるはずの動物が住宅地に下りてきて問題になっているよううような話題を聞きますね。
★ たとえ 「まるで……のよう」「まるで……みたい」
★ 一般化の主題 作文の結びに大きくとらえた感想を書く練習です。「〇〇とは人間にとって〇〇である」自然保護というキーワードを使ってみましょう。
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よろしくお願いいたします。ご質問はいつでも歓迎します。
きら