元の記事:いつから世の中が矛盾を (639字)
まこ akomako 2025/04/18 20:40:09 47480
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要約
矛盾には、良いものと悪いものがある。互いに相殺し合う矛盾は悪い矛盾である。無為無能の状態を招くような矛盾がつまらぬものであるのははっきりしている。矛盾が不毛だと知れると、われもわれもと論理性へ走る。かくして論理は隠れた信仰の一つにすらなっていると言えそうである。しかし論理的な一貫性がありすぎると自家撞着におちいる。芸術は、平面論理に踏み込まれたら、いかなる芸術の花も台なしになってしまうから平面論理を嫌っている。
矛盾は悪いと思う
理由1 矛盾している言葉によって、混乱を招いてしまうことがあるから。
学年で、オンラインの集会をすることがあった。そのときに、私のクラスだけ準備ができていなくて、代表の先生にまだですと報告をした。すると、「ゆっくりで大丈夫です。急いでください」と言われたことがあった。ゆっくりで大丈夫なのか、急いだほうがいいのかがわからず、混乱してしまった。
理由2 矛盾している言葉をいうと、相手に、なにが言いたいのかが伝わらない事があるから。
昔、私と友達で、それぞれ自分が正しいと主張し合っていたときに、私が、「多分、絶対私があってる」と、矛盾している言葉を言ってしまったことがある。そのときに、周りにいた友達に、多分と絶対どっち?と言われ、なにが言いたいのかが伝わらなかった。
確かに、矛盾がないとつまらないと思う人もいるかもしれない。
しかし「鋭い刃物ほど安全である」という名言のように言葉が矛盾してしまっていると、一見、どういう意味なのかわからないことがある