元の記事:4月25日(金)4.4週の国語読解クラスの授業 (1165字)
森川林 nane 2025/04/25 16:22:06 47740
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4月25日(金)4.4週の国語読解クラスの授業
★授業の前に、読書記録を入れておきましょう。
★いよいよこのクラスも最後の授業です。
これから勉強を続ける人もいますが、高校生はみんな卒業です。
ただ高校生になっても、作文の授業は続けていくといいです。
高校生の作文課題は、大学入試の現代文のレベルなので、かなり難しいものもあります。
その課題を複数の方法や原因や対策で書いていく練習です。
難しい課題のときも、60分で1200字以上書けることを目標に勉強していきましょう。
★国語力のもとになるのは、難読力です。
問題集読書は、難読の文章のエッセンスを読むということですから、読書がわりに毎日問題集読書を続けていくといいです。
★しかし、読書は1冊読み終えたときに初めて残るものがありますから、問題集読書以外に、読書をすることが必要です。
受験生は読書の時間が取れなくなるので、大学に入ってから本格的に読むようにすればいいです。
★確認テストは、国語・数学・英語とも、いつでもできるので、自分の実力チェックのために時々やっておきましょう。
★受験対策で大事なのは、過去問をやることです。
一般的などこでも通用する実力をつけてから受験に臨むというのではありません。
その学校に受かるための実力をつけるのが受験勉強です。
特に大学入試は、学校による傾向の差がかなりあります。
最初に過去問をやって、勉強の方向を決めることが大切です。
★4.4週は、最後の授業で、残る人と旅立つ人がいるので、お別れ会です。
勉強のあと、みんなに、それぞれ、今後の目標と将来の夢などを発表してもらいます。
また、自分の得意なことがあれば、それも併せて発表してもらいます。
1人の持ち時間は5分。
個性的なことを準備してきてください。
※最後にひとこと。
今、みんなが勉強していることは、受験が終わったら、ほとんど残るものはないです。
ただし、一般教養として残るものはあるので、特に高校時代の教科書は捨てずに残しておくといいです。
本当は、中学時代の教科書もそうです。
将来、みんなが就職試験を受けるときに、一般教養として出題されるものは中学時代の教科書の内容です。
さて、勉強として残るものはないかわりに、何が残るかというと、友達と話したり、自分がやってみたりしたことです。
だから、この国語読解クラスも、読書紹介をしたり、一人一言の時間を作ったり、一見勉強とは関係のない時間を取っていました。
先生がこれまで何度も言ったように、勉強の目的はいい大学に入ることではありません。
大学入試に合格することは、ただの入口です。
本当に大事なことは、大学を卒業して社会に出てから、世の中に貢献することです。
そのときに、できれば第一人者として貢献できるようにがんばってください。