いつもありがとうございます。
4月の保護者懇談会の資料はこちらです。
お手すきの際にお目通しください。
https://www.mori7.com/as/5333.html
保護者懇談会で特に多く出された話題について共有いたします。
☆作文を書く時はPCでテキスト入力するのがよいのか?
⇒あれこれ考えを巡らせたり、構想を練るときは、紙と鉛筆で書くのがいいです。
書くことがまとまったら、アウトプットはPCでのテキスト入力でいいです。
まだテキスト入力が難しい低中学年の子は、おうちの方が入力してあげるといいです。
受験を控えている子は入試の3ヶ月前に手書きに戻すといいです。
☆言葉の森では作文を書けるけれど、学校で書くまでの応用が難しいようだ。
⇒言葉の森で練習している通りに書けばOKです。お子さんの中で言葉の森と学校の作文を別個のものとして考えているのかもしれません。
お子さんが安心して取り組めるように「学校で作文が出たときも、言葉の森と同じように書けば大丈夫だよ」と何度もくり返し伝えてあげるといいです。
☆読書紹介の時に、あらかじめ用意したものとは違う本を紹介したがるけれどいいの?
⇒全く問題ありません。むしろ「そんなに紹介したい本がたくさんあるなんていいわね」とほめてあげるくらいでちょうどいいです。
紹介するために用意したメモは決して無駄にはなりません。
どんな風に紹介しようかなと自分で考えてメモ書きにするという練習はしっかりできているのですから(^o^)
今は紹介説明することで精一杯の感がありますが、練習を重ねるうちに聞いている友だちに分かりやすいように紹介するという意識も出てきます。
☆講師の指導内容を作文に反映できないときも少なくないが・・・(^^ゞ
⇒お子さんが作文を書き始める前に、○○をがんばってみようと声がけをしてください。大切なのは「取り組む前に」言うことです。
そうして反映できていなくても「さっき言ったのにできていないじゃない」などと指摘することは厳禁です。
できなかったことにフォーカスせず、また次にがんばろうと励ましてあげるのが◎です。
☆話やまとめを深く掘り下げるには?
⇒まずは一日一回音読を徹底することをおすすめします。一週間毎日読めば七回は読めます。そうすると広く深く内容を読み取れます。
読み取る内容が多ければ似た話の題材も幅広く取れますし、家族で長文の内容について話し合ったりすることで内容も充実します。
ぜひ、おうちの方の体験談を(成功も失敗も含めて)話して聞かせてあげてください。
☆段落づけがうまくできないが・・・
⇒段落の概念ができてくるのは4年生以降です。それまでは、作文を大きく4つに分けて、話の内容が大きく変わるところで行替えをしてみようと話してあげるといいです。レッスンの際にもお伝えしていきます。
☆親のアドバイスや意見出しはどこまですればいいの?
⇒基本的にはお子さんが書きたいことを尊重します。自分で書きたいときは子どもに任せ、助けを求めて来たら一緒に考えてあげてください。「○○のようにも書けそうだね、お母さんだったら○○のように書いてみようかな」など、寄り添う感じでアドバイスをしてあげるといいです。
☆予習、作文に書ける時間はどのくらい?
⇒学年にもよりますが低中学年は予習に15~20分くらい、作文に30分〜60分くらいが丁度いいです。これも書き始める前に「○分で書いてみようね」と声をかけてあげるといいです。時間をかけるほど良い作文が書けるとは限りませんので、細く長く取り組んでいくためにも無理のない時間で取り組むといいです。また、作文は書き始めから書き終わりまで休みを挟んだり、日をまたいだりしないようにするのが原則です。何らかの事情がある場合は、お子さんには作文はひとまとまりの時間の中で書くものということを伝えつつ、生活のリズムに合わせて取り組んでください。
☆語彙力アップをするには?
⇒読書からはもちろんのこと、おうちの方との会話の中に難語や慣用句など彩りよく取り混ぜることでも語彙力は育ちます。
子どもに分かりやすく語りかけるのと同じように、工夫を凝らして難語を交ぜてみましょう。
とりとめのない学級だよりになりましたが(^^ゞ、ご参考になれば幸いです。
細田江美(hoemi)