元の記事:5月2週の作文の書き方です (931字)
きら kira 2025/05/10 17:18:09 48254
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火曜18時の作文クラスのみなさまへ
お世話になっております。GWから、やや雨の多い初夏でしょうか。明日は母の日ですね。店先のカーネーションも色とりどり、うれしいサプライズが待っているかもしれません。
さて、2週目の構想にとりかかる時期です。1週目がまだの人は、それはお休みにして、2週目を進めていきましょう。
5月2週の作文の書き方です。
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【ハギ】まず、要約です。「昔からある「花便り」のほうが、はるかに風情に富むのである。「つぼみふくらむ」「ちらほら咲き」「八分咲き」「散り初め」「落花盛ん」「散り果て」。花便りの言葉も、微小感覚を表し分けて、まことに風情に富んでいる。」「ところが、散り初めのころのある日、枝を離れた花びらを見ていて、これが地面に達するまでのあいだの状態を、ぴたりと表す言葉がないのに気がついた。」「花便りのいろいろの言葉を作り出し、育ててきた日本語だから、私のまだ知らないところに、あの美しさを表す言葉があるかもしれない。もし日本語にそれがなければ、それは日本語の語彙の貧弱を意味すると、二十年前と同じことを考えさせられた。日本語になくてはならない言葉のように思えるのだが。」
言葉の世界は奥深くて、まだまだ知らない言葉があることに気づくという文章です。
★ 体験実例 自分の体験で、感動のあまり言葉が見つからなかったようなことを考えてみましょう。きれいな景色を見た時、たまらなくうれしかったとき。「きれい」「うれしい」では言葉が足りないように感じます。私たちはすぐに「すごく」を使いますが、これも言葉足らずになるときの秘密兵器のようなものだと思いませんか。お家の人にも聞きましょう。
★ たとえ 「まるで……のよう」「まるで……みたい」
★ 一般化の主題 「〇〇とは人間にとって〇〇である」
言葉とは、どこまでも探求したいものですね。言葉の森は深い森です。
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質問はいつでもどうぞ。
よろしくお願いいたします。
きら