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鳥の村


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予習シート6-2 (1011字)  あえほあ aehoa 2025/05/12 20:47:40 48371

「桜前線」という言葉があるが、この言葉はいただきかねる。ところが、散り始めのころのある日、枝をはなれた花びらを見ていて、これが地面に到達するまでのあいだの状態をピタリと表す言葉が無いのに気がついた。花便りのいろいろの言葉を作りだし、育ててきた日本語だから、わたしのまだ知らないところに、あの美しさを表す言葉があるかもしれない。
 似た話は二つある。一つは、去年の夏、家族とおじいちゃんおばあちゃんといとこと一緒に花火を見に行った時、その花火がとても綺麗でなんと表現すればいいか分からなくてただ「綺麗」としか声が出ず、その花火が終わるまでずっとわたしの目の前で大きな音をたてながらキラキラと光るその花火は魔法がとけたのように暗闇に吸い込まれていくのを見つめていた。その花火は前にも見に行ったことがあるが、特に特別な日では無かったがなぜかその花火の美しさにとても感動して涙が目から流れていた。友だちにその花火の綺麗さや感動を伝えたかったがその美しさをどう伝えればいいか分からず「とにかくすごくきれいだったんだよ」としか言えなかった。
 二つ目は、今年花見を見に行った時川ぞいに咲いていた、桜を見て言葉を失ったことがある。その理由は一列に並んでいる桜の下にひざより下くらいの川があるところに一度でも行ってみたかったからだ。もう一つの理由は少し風が吹くと桜の花びらがまるで、ダイヤモンドのようにキラキラしながら少しずつ散っていくのが何とも言えない美しさだったのである。わたしは、その桜の行列と川を一目見ただけで目を見開いた。一目惚れした。その状態、美しさをなんと表現すればばいいのかわたしには、分からなかった。それくらい美しく、きれいだった。近くの広場に屋台がたくさんでお花見にぴったりなご飯があった。焼きそば焼き魚など。中でもわたしが、興味を持った食べ物は口で吸って食べ物系のプリンだった。味は二つある。一つはふつうのプリンのあじでもう一つは桜味だ。美味しそうで買ってもらって一口吸ってみたら、それが桜味なのか分からなかったが冷えて美味しかった。一口吸ってみた瞬間冷たさと甘さが同時に広がった。その味もなんと言ったらいいかわからないほどそのプリンが美味しかった。ほかにもたくさんデザートがあったがどれもおいしそうだった。
 「帯に短し、たすきに長し」ということわざがあるようにその物事にぴったりな言葉をえらぶのはむずかしいの事である。



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