元の記事:5月3週の作文の書き方です (1895字)
きら kira 2025/05/17 17:22:12 48604
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火曜19時の作文クラスのみなさまへ
お世話になっております。新緑の季節、暑い日もふえてきました。この時期に体育祭を行う学校も多いですね。中学生は中間テストの時期、まもなく修学旅行という、変化の多い時です。
自分のペースで時間をつくり、読書や作文の準備にあてていきましょう。
5月3週の作文の書き方です。
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【マキ】まず、要約です。
「話し上手とよばれる人は、意識して、あるいは無意識のうちに、うまく「間」をとり入れている違いがあるように思います。」「風も通さない饒舌は、聞いているほうも苦しくなり、終わった時には、さて、何を聞いたのかということにもなりかねません。」「余韻とか余情、ふくみ、それらはすべて、「間」のいかし方にかかわっているように思われます。思わせぶりな「間」は、いい余韻にも余情にもならないでしょう。とすると、自然に「間」を必要とするのは、必要とするだけの実質をそなえているもの、ということになるのでしょうか。」
〇ここから「間は大切である」という意見が導かれます。
●第二段落は 「第一の理由は」と書き出して、まず理由を表すまとまった一文を置きます。★ 複数の理由一
「第一の理由は、緩めるところがないと力が発揮できないからだ」そのあと自分の体験例などを具体的に。★ 体験実例
勉強もスポーツも、小休止をいれながらトレーニングすることで実力がつきますね。
●第三段落は「第二の理由は、間を取ることで、注意を引くことができるからだ。」など。クラスでも急にシーンとすると、みんなの注意をひくことができます。オーケストラの演奏も、ピアニッシモがあるから感動がもりあがっていきますね。
●第四段落 まず、「確かに、内容の充実を考えることも大切だ。」と反対意見に理解をしめします。
★ 反対意見への理解
つぎに「しかし」と展開して、
★ 名言の引用 最後の主題の前に
「〇〇〇という名言があるように」と引用します。
しかし、「時間を作る第一の方法は、急ぐことではなく、どこに時間を使うか考えることである。」という名言があるように「間」を生かして、それによってさらに内容を強化できることを心がけていくことが大切だ。
【ライラック】
●まず、要約です。
【要約例】「必要」という言葉の表現として英語には「ニーズ」と「ウォント」がある。「ニーズ」は理性による判断から生まれるものであるのに対し、「ウォント」は内なる欲望から生まれるものである。新しい物を生み出す、創造するためには、飛躍というものが必要であり、この飛躍の原動力が「ウォント」である。
〇二つの「必要」のうち、筆者は内なるものを推しています。そこから「私は、「必要だからする」というのではなく、「したいからする」という内なる熱い動機を大切にする生き方をしたい。」という主題が導かれます。
●二段落目は、第一の方法をあげます。「第一に、いつも目標に向かっていることだ。」★ 複数の方法
そして自分の体験実例をくわしく。★ 体験実例
たとえば、行きたい進学先があれば自分から進んで勉強していくことができます。部活で達成したい目標があれば、熱い情熱で練習できますね。
●第三段落は、第二の方法をあげます。「社会の固定観念にまどわされないことだ。」こちらにも具体的な裏付けを。
社会の価値観に合わせて行動することはとても楽な選択ですが、やらされているという思いから離れることはできないでしょう。いわゆる、敷かれたレールの上を走るのではなく、自分で道をひらいていけるような環境がのぞましいですね。
●第四段落 まず、反対意見に理解を示し、名言を引用して、もう一度生き方の主題でまとめます。
確かに、「私たちは社会の中の一員だから、周囲から求められること常識的なことを身に付けるための活動はしなくてはならない。」しかし、「知識がはしごを作ったのではなく、二階に上がりたいという熱意がはしごを作ったのだ。」という名言があるように、私は自分の内側から湧き出るような熱意を大事にして物事に取り組んでいきたい。
◎複数の方法が、似たようなものにならないようにするには、第一の方法は「自分がこう変わればいいという視点」第二の方法は「自分をとりまく環境がこう変わればいいという視点」で考えるとうまくいきます。
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質問はいつでもお寄せください。
よろしくお願いいたします。
きら