元の記事:ウィカニクラス通信(5月号)その2 (1356字)
ウィカニ aokani 2025/05/22 00:07:23 48773
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木曜日10時オンライン作文クラスの授業にご参加の皆さんへ
★5月22日(木)は5.3週の作文です。
★★クラスの前には作文準備をしておきましょう。メモを発表室に直接に入力するか、予習シートや構想メモなどをアップロードしてクラスに参加してください。
ヤマブキ課題の人は、4つの短いメモを書くだけでいいですよ。
1、意見Aと体験実例
2、意見Bと(体験実例)社会的実例
3、総合化の主題
4、名言の引用
以下、作文の準備のヒントにご利用ください。
【ヤマブキの課題】「父が父でなくなっている」の感想文です。
父親の役割とは、子供に文化や社会規範を伝えることだ、というのテーマです。価値観を伝える父親像というのは、現代では少なくなりましたが、歴史を見ると、父親というのはいつも無理を承知でやせ我慢という役割を果たしていたようです。
三段落の意見Bのサポートの実例は昔話実例、長文実例などと書いてみようという項目です。もちろん、社会実例や体験実例でもいいです。さあ、どんな意見を出して作文を書こうと思うかな。
書き方の流れ
:第一段落(150〜200字):要約
:第二段落(150〜200字)
意見Aを書きます。例えば、「昔気質の頑固で厳しい父親は良い。」と意見を書きます。厳しい強い父親に育てられた子供は、小さい頃から父という壁にぶつかり、はねとばされているので、いざ一人で社会という壁に立ち向かったときも、少しはねとばされたくらいではへこたれないということがいえるのはないでしょうか。
:第三段落(150〜200字)
意見Bを書きます。「しかし、ものわかりのよい友達のような父親にも良さがある。」ともう一方の意見を書きます。何でも気軽に話すことができ、気軽に相談に乗ってもらえるような父親、子供と同じ目の高さで話をしてくれる父親は子供にとっては理想の父親かもしれませんね。
昔話の実例として、桃太郎が鬼退治に行くことをおじいさんとおばあさんに告げたとき、おじいさん(父親の役)とおばあさん(母親の役)がそれぞれどんなことを桃太郎に言ったか想像してみてもおもしろいと思います。おばあさんは、「そんなところにわざわざ行かなくても、ここで楽しくくらしていれば」と引き止めたでしょうが、おじいさんは、「どんなに苦しくても見事に鬼を退治するまでは戻ってくるな」などの見方をして書いてみると面白いかもしれませんよ。
:第四段落(150〜200字)
意見C(総合化の主題)を書きます。AとBの二つの意見を総合化して、より高い次元でまとめるて書きます。
例えば、「このように、「確かに頑固な父親にもものわかりのよい父親にもそれぞれ良さがある。」というように意見Aと意見Bをまとめる一文を考えます。そして、「しかし、いちばん大切なことは、『他人から尊重されるためには、まず自分で自分を尊重出来なければならない。』という名言もあるように父親が自分自身に自信を持っていることである。」と総合化した意見を書きます。そのあと、名言を入れてまとめる。
★ 目標字数:600字以上
★★紹介する本は読書記録に記入をしておきましょう。
ご質問などありましたら個別れんらくでご連絡ください。
また、個別の個人面談もできます。ご希望があれば、個別れんらくでご連絡ください。
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