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6月1週の作文の書き方です。 (2263字)  きら kira 2025/05/30 15:44:25 49037   1     

月曜19時の作文クラスのみなさまへ

 今年の梅雨入りは、早かった九州南部までを除いては平年より遅めになるとのことですが、週末毎に雨降りが重なります。恵みの雨といって大切なのはわかりつつ、やはりお天気は晴れを願ってしまうものですね。

 さて、6月は今の課題フォルダの最終月ですので、次回1週目が作文の進級テストとなります。みなさんすでに目標字数は超えて書くことができていますので、項目★印をクリアして全員合格で進めていきましょう。

6月1週の作文の書き方です。
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【タラ】★ 400字以上
「私のお父さん、または、お母さん」です。お父さんかお母さんのことを紹介する作文です。インタビューも大事です。
★書き出しのくふう お父さんやお母さんに質問しているセリフで書き出したり、お家でのようすで書き出したりしてみましょう。
★ 自分だけがしたこと お父さんやお母さんとじっさいにやったことを思い出して、会話も入れながら書いていきましょう。いつもはいそがしそうだけれど、いっしょにゲームをすると真剣勝負になるというような面白いお話がいいね。
★ たとえ  「まるで……のよう」「まるで……みたい」
★ 心の中で思ったこと  口には出さなかったけれど(出せなかったけれど)、心の中で思ったことを書きます。
楽しかった、うれしかっただけではなく、こっそり思ったことを書いてみましょう。




【マキ】★ 600字以上
まず、要約です。
「この世に生まれた瞬間から、人間は学び始める。いや、それ以前、母親の胎内ですでに学習は始まっているらしい。そして、人生八十余年を迎えても、何事かを学ぼうとする。」「人間が生涯にわたって学び続けていくには、エネルギーとなる何かがなければ、それは容易なことではない。では、そのエネルギーとなるものは何か。」「つまり、このような楽しみや喜びが、エネルギーとなるのである。」
学ぶことは楽しいことであり、楽しさが学ぶエネルギーになっているという文章です。
〇ここから「学ぶことは楽しいと思うべきだ」という意見が導かれます。
●第二段落は 「第一の理由は」と書き出して、まず理由を表すまとまった一文を置きます。
★ 複数の理由一
「第一の理由は、学習はもともと面白いからである。」そのあと自分の体験例などを具体的に。
★ 体験実例
 テスト勉強は辛いですが、勉強していて「わかったぞ」と心からうれしくなる時がありますね。
●第三段落は「第二の理由は、つまらない勉強は頭に入らないからだ。」など。いやいややっている宿題などは、時間がかかるわりに身につかないものです。
●第四段落 まず、「確かに、勉強にはつらい面もある。」と反対意見に理解をしめします。
★ 反対意見への理解
 つぎに「しかし」と展開して、
★ 名言の引用 最後の主題の前に
「〇〇〇という名言があるように」と引用します。
しかし、『辞書のような人間になることではなく辞書をうまく使えるような人間になることが勉強の目的である。』という名言があるように自分から進んで楽しく勉強すれば学んだ知識を生かしていくことができるだろう。」




【ヤマブキ】まず、要約です。
 ノンフィクションの書き手は、在る物を映そうとし、フィクションの書き手は、在らしめるために創ろうとする。フィクションの書き手は、「真実に近づくために創作する」と言う。しかし、ノンフィクションは、創作しないという約束のうえ成り立っているため、限界がある。とすれば、最も大事なことは、ノンフィクションには何が可能で何が不可能なのかの境界線を見極めることのはずである。ノンフィクションのライターに出来ることは、事実の断片を収集することでしかない。つまり、ノンフィクションとは、事実の断片による、事実に関する断片の一つの仮説に過ぎないのだ。
★ノンフィクションも、フィクションも事実を伝える力を持っているという文章です。
●二段落目は導かれる一つ目の意見 意見Aをあげます。★ 複数の意見一
ノンフィクションの立場で「事実をありのままに伝えることは大切だ。」そして自分の体験実例をくわしく。★ 体験実例
 大切なことを伝達するときは正確さに配慮しますね。マスメディアでニュースを伝える時などは、事実のみにして発言者の意見は入れないようにするべきでしょう。
●第三段落は、意見Aとは両極の立場の意見Bをあげます。
フィクションの立場で「しかし、創作を加えてより真実に近づくという考え方もある。」こちらにも具体的な裏付けを。たとえば、戦争をあつかった物語や映画が創られます。実際にいた人ではないですが、親をなくした子ども、食べるものもなく病気になる人のように、不幸な境遇を創作することで戦争の悲惨さがより伝わりますね。
●第四段落 ★ 総合化の主題
 まず、意見A,Bの両方に賛同します。
「確かに。真実をありのままに伝えることも、創作を加えてより真実に近づく方法もどちらも大切だ。」
 「しかし、」と展開し、名言を引用したあと★ 名言の引用、意見Cです。
「カメラマンは、レンズのほこりを払うまえに目のほこりを払わねばならない。」という言葉があるように、相手に伝えるという行為に責任を持っていくことである。
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質問はいつでもどうぞ。よろしくお願いいたします。


                     きら

 



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