要約
イギリスの魅力はいろいろあるが、具体的なことを一つ上げるとすれば、住空間というか都市空間が持つ魅力だ。イギリスで最初の下宿屋は、少々古いが、かなり大きな四階建ての建物で部屋数も多かった。難点は私にあてがわれた部屋がバス通りに面していたことだ。私は人口の音にひどく弱く、特に都会の音は大嫌いときている。更に備え付けのベッドは横たわると背骨の部分が沈み、寝づらいことこのうえなしだった。このような時イギリスでは黙っているのが一番いけないのである。ランドレディ（女主人）に「静かな部屋に移してほしい。僕は、騒音が苦手なんだ」というと「分かりました。裏側の静かなところに部屋が空いているから、そこに移してあげましょう」と言ってくれた。このように意見などをきちんと伝えれば、そしてそれが理にかなっているのなら、イギリス人はできるだけのことをくれるし、対応してくれるのである。相手の要求が合理的であれば、イギリス人は納得するのである。これがイギリス社会のルールなのである。

短歌
イギリス人
意見伝え
合理的なら
納得される
イギリスルール

感想
少し短歌から離れている短歌ができた。今回は少し難しかった。