こすほです。いつもありがとうございます。「良い体験実例とはその2」として
言葉の森ホームページ記事「受験作文のコツ」よりご紹介させて頂きます。
https://www.mori7.com/as/2650.html
「 意見文の場合、意見で個性を出すということはまずできません。意見というものは、誰が考えても同じようなものになることが多いからです。
→ では、どこで個性を出すかというと、
その意見の裏付けとなる実例(その人らしさ)と、その意見をどう表現するか(その人の言葉で)という表現の工夫の部分です。
意見は、あまり凝ったことは考えずに、自分が最初に思いついた平凡なことでかまいません。
その平凡な意見の実例として、自分らしい実例を入れていくのです。
自分らしい価値ある実例の要素は、個性、感動、挑戦、共感などがあることです。
あまりよくない実例は、「最近、テレビを見たが、こんなことがあった」というような、ただ見ただけ聞いただけの実例です。
やはり、自分が何かしたという要素が大事なのです。
また、社会実例の場合でも、誰でも思いつくようなよくある話ではなく、自分なりに本を読んで得た知識などが書いてあれば、それが価値ある実例になります。
つまり平凡な実例でも、考えたと、自分が引用したもの(書籍、社会実例から)その人の姿、人柄、何を見ているのかが、その人の言葉で伝わる=わかるということなのです。
体験実例の所では、
感動した、共感した、挑戦、実績体験実例を通し。
・その人の言葉で
・その人らしさが
・正確に伝わる
本人の体験実例と、ご家族や書籍の中での聞いた話の実例として、そのような実例を引き出すことをご家庭でも助けてあげて頂ければ幸いです。