元の記事:7月3週の作文の書き方です (1508字)
きら kira 2025/07/13 16:26:46 50974
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火曜18時の作文クラスのみなさまへ
お世話になっております。
7月の3週目、そろそろ夏休みの宿題や計画がはっきり見えてくる頃ですね。自分らしい休暇にしたいですね。
3週目の書き方をお送りします。
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【タラ】感想文です。お話の一部分となっています。巳之助はランプを売る仕事をしているようです。時代が進歩して電灯が使われるようになると、ランプが売れないと腹をたて、火事をおこそうとしますが、火打石ではなくマッチにすればよかったと口走ったことで、自分のまちがいに気づきます。★ 500字以上
★まず、大事だと思う文を三つくらいにしぼりこんで、順番に書きぬきます。要約の練習です。
「巳之助はマッチのかわりに、マッチがまだなかったじぶん使われていた火打ちの道具を持ってきた。」「「ちぇッ」と巳之助は舌打ちしていった。「マッチを持ってくりゃよかった。こげな火打ちみてえな古くせえもなア、いざというとき間にあわねえだなア。」」「巳之助は、今になって、自分のまちがっていたことがはっきりとわかった。――ランプはもはや古い道具になったのである。電灯という新しいいっそう便利な道具の世の中になったのである。」
★そのあとに、一番心に残ったところを書きます。
(例)ぼくがいちばん感動したのは、巳之助が新しい商売をしようと思ったところです。
★ 自分だけがしたこと お父さんやお母さんとお話しして、新しいものが出てきて便利になったものを考えてみましょう。携帯電話はとても便利です。みんなのお勉強もタブレットを使うと、新しいことができますね。
★ たとえ 「まるで……のよう」「まるで……みたい」
たとえがなかなか思いつかないときは、お父さんやお母さんと競争してみよう。
★ 心の中で思ったこと 口には出さなかったけれど(出せなかったけれど)、心の中で思ったことを書きます。
新しいものを取り入れたり、新しい考え方をすることは、とても大切なことですね。
【ヒイラギ】感想文です。まず、要約です。
「私は改めて自分の部屋に行ってみた。昨晩母が苦労して片づけたおかげで、かなり快適そうな子供部屋になっていた。」「明らかに急激に片づけたとバレる気がする。日常とは違う、とってつけたような空気が充満している。」「先生は、入ってくるなり「お、きれいに片づいているなァ。普段はもっとちらかっているだろう?」と一番痛いところを突き、私と母は赤面した。だから、バレるようなことはしない方がいいのだ。先生は私の机の上を見て、「お、机の上もきれいになっているね。だけど引き出しの中はどうかな」と言って引き出しを開けた。万事休す。もうおしまいである。」
●ちびまる子ちゃんの作者のユーモアたっぷりの文章です。
★ 800字以上
★ 体験実例 さあ、みなさんの部屋はいつもきちんと片付いているでしょうか。お友だちが来るからとあわてて物を押し込んできれいに見せたことはありませんか。大掃除しても、二三日でもとにもどるのはどういうわけでしょうね。お父さんお母さんにも聞いてみましょう。
★ たとえ 「まるで……のよう」「まるで……みたい」
感想文でもわすれずに。
★ユーモア表現 文章の途中に(笑)とでも入れられそうなユーモアを取り入れます。
★ 一般化の主題 人間にとって片づけとは、心を整理整頓するようなものですね。毎日の心がけが大切です。
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よろしくお願いいたします。
きら