元の記事:7.3作文クラス (681字)
はちみつ hirari 2025/07/16 17:05:11 51124
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7.3週課題「ヤマブキ」は、社会の一員として考えてほしい内容です。課題「ピラカンサ」は、日本の長寿アニメについて問題点を指摘した内容が興味深いです。
【ヤマブキ「ユージーン」】
ユージーンは、街のなかに障害者がいることで、人の流れが変わらない街だった。車椅子の一人暮しは危険という無言のメッセージはなく、アパートを貸す者と借りる者の「大人」と「大人」の関係があった。 傷つこうが、自分の責任で「苦境に直面する」、それを彼女は「傷つけられる権利」と呼んだ。障害がこの自由をどれだけ阻むかは、その時代のその社会が、障害者をどう位置づけ、そのなかで人と人との関係をどうつくっているかで決まる。
★意見A「私たちは、障害を持つ人に手を差し伸べていくべきだ。」
★意見B「しかし、障害を持つ人たちが、自らの力でやり遂げようとする意思を尊重することも大切だ。」
【ピラカンサ「フランダースの犬」】
(要約)アニメ「アンパンマン」は放映開始から十年近くたつが、バイキンマンと主人公たちの心の距離は縮まらず、相手になにが不足で、どうすれば歩みよれて争わずに済むのか、問題を根っこから解決しようとする場面が登場しない。テレビアニメののび太も、ドラえもんの道具がなければなにもできない、無気力な「劣等生」のままで、まったく成長していない。どちらもどうすれば問題が解決するのか、掘り下げて考える場面はなく、少なくなっていく子どもたちの体験の場をおぎなうのではなく、短絡的なワンパターンをくり返すことで、長寿番組になっている。
「私たちは問題の複雑さをじっくり考える体験を持つべきである」★当為の主題