元の記事:ただひとつ留意しなくては (392字)
あかとあ akatoa 2025/07/16 17:24:55 51127
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日本では、犬をワンワンと呼ぶように赤ちゃん言葉が多い。お母さんが子供に向かって、「ご飯食べる?」と聞くかわりに「マンマ食べる?」と尋ねるように、赤ちゃんの言語使用の次元に大人が同調することで、双方の間の交流を促そうとしている。一方でフランスは赤ちゃん言葉はほとんどなく、赤ちゃんを「小さな大人」として接している場合が多いが、やはり口調の音は高くなり、また抑揚は通常以上に誇張されている。日本ではそれだけでなく、家族の呼び方についても子供ができると夫婦もお互いに「おとうさん」「おかあさん」と子供中心にかわる。フランスと日本との間で子供のしつけの仕方は異なるがそれぞれで育った子供のパーソナリティーに如実に反映されているのだろう。日本式の文化は、日本の子供の性格形成に大きな役割を果たしていると思われる。
日本での子供への接し方のように、相手に合わせて交流しようとすることは大切だと思う。