元の記事:8月1週の作文の書き方です (1604字)
きら kira 2025/07/29 15:02:29 51607
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水曜17時の作文クラスのみなさまへ
お世話になっております。
7月が終わります。明日30日は5週目でお休み、次回は8月6日です。夏休みはいろいろなイベントがあると思いますが、自分の時間をつくることができる貴重な時期です。ぜひ、読書をしましょう。新しい興味の向くままに、調べ学習をするのも良いと思います。
8月の授業は、6日、13日、20日、27日の四回です。このうち二週目の13日がお盆で「休み宿題」となります。11から16日までの通常授業はすべてお休みになります。作文の書き方はお送りしますので、チャレンジしてみてください。
8月1週の作文の書き方です。
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【ヒイラギ】「私の家族」です。家族を紹介してみましょう。みんなのいいところを見つけてみましょう。夏休みのある日のできごとで書いてみるといいですね。★ 800字以上
★書き出しの工夫 「おはよう」などのセリフで書き出して、家族がそろっている場面で紹介してみましょう。
★ 体験実例 家族で力を合わせた体験や、旅行に行ったりキャンプをしたり楽しくすごした時のことで、家族のいいところを書いてみるといいですね。困ったときに助け合ったりすると、家族のありがたさを感じます。病気にかかってやさしくしてもらったことなどです。
また、自分の好きな物語のなかの家族やきょうだいのことを書いてみるのもいいですね。
★ たとえ 「まるで……のよう」「まるで……みたい」
★ユーモア表現 文章の途中に(笑)とでも入れられそうなユーモアを取り入れます。
★ 一般化の主題 「人間にとって家族とは〇〇である」
いちばん身近な、いちばん力強い存在ですね。何かに挑戦するとき、いちばんたよりになる応援団も家族です。
【ビワ】感想文です。まず、要約です。
「ら抜き言葉」が取り沙汰される事に関して、世代間の断絶・官民の意識の落差・言語観の違いがある。言語を変化するものと受け止める見方と、文化の基礎として守って行くべきという見方がある。教育、マスコミその他それぞれの現場で、自分たちの言葉を考えていかなければならない。時代の変わり目で、私たちの言葉をどうしていくか、各自が考えていく必要がある。といった内容の文章です。★800文字
文章では、文法を扱い、ら抜き言葉という新しい傾向を認めるのか、認めてはならないのかを論じています。これを、一般化して「新しいものを容認していくか、古いものを守っていくか」と考えましょう。
●二段落目は導かれる一つ目の意見 意見Aをあげます。
★ 複数の意見一
「新しいものが出てくるのは当然だ。」
★ 体験実例
必要があって生まれるのが新しい技術です。その良さを評価してうまく取り入れることでより良い生活ができます。革新的な生き方ですね。
●第三段落は、意見Aとは両極の立場の意見Bをあげます。
「しかし、古いものも大切だという考え方もある。」
昔からある教え、受け継いできた文化といったものは古きをまもってこそ価値があります。保守的な考え方ですね。
●第四段落 ★ 総合化の主題
まず、意見A,Bの両方に賛同します。
「確かに、新しいものを取り入れていくことも、古い良いものを大切にしていくこと、どちらも大切だ。」
「しかし、」と展開し、名言を引用したあと★ 名言の引用、意見Cです。
「『できあがった規則をなんとか守ろうとすることよりも、実態に合わせて規則を変えていくことが、真に規則を生かす道である。』という名言もあるように、故きを温ねて新しきを知るという高い意識を持つことである。」
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質問はいつでもお待ちしております。よろしくお願いいたします。
きら