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鳥の村


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8.1 (652字)  ゆうと aetoku 2025/08/04 16:02:11 51808

かつて火は、焔をあげて燃え尽きる姿に霊的な生命すら感じさせ、人びとの心にさまざまな感情を呼び起こす存在であった。人類の歴史は、その火を手なずけ、制御可能にする挑戦の連続であり、寒さや飢え、動物の襲撃にさらされた人類にとって、火の使用は大きな救いであった。同時に火は、消えたり暴れたりする恐ろしさも併せ持っていた。人類は火に学び、燃焼を制御する知恵を発明し、火の熱や光を目的別・機能別に解体し、人工的な火の代替物をつくり出した。電子レンジや石油ストーブ、人工照明などの出現により、かつての火のカリスマ性や闇のしじまは消え失せた。火の神はおとなしくなったが、代替物はブラックボックスとなって生活に浸透し、都市ガスや電気など見えない火のネットワークが、原初の火を超える潜在エネルギーを秘めて生活環境を包囲している。現代の火は柔順なしもべである一方、時に暴走するダモクレスの剣でもあるのである。僕は、便利さに流されることなく、生きるための知識や知恵を自らの身をもって習得していきたい。

そのための方法としては第一に、便利なものに頼らず、自分の手足を使うことである。

「また第二の方法としては、学校教育においても、机上の勉強だけではなく、実体験にもとづく学習を取り入れていくことである。

確かに、一度便利になってしまった生活を変えることはむずかしい。しかし、『私たちの人生は、私たちが費やしただけの価値がある。』という名言もあるように、私たちは、自分の手や足を使って、生きるための知識や知恵を身につけていくことが大切だ。



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