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鳥の村


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9月2週の作文の書き方です (1794字)  きら kira 2025/09/06 06:33:44 52842

火曜19時の作文クラスのみなさまへ

 お世話になっております。進級テストの作品は、とてもよく書けていました。このまま課題を進めていきましょう。
 まだまだ気候は秋めいてはきませんが、スポーツの秋、芸術の秋、学校のイベントの準備も始まりますね。読書の秋も大切です。読書紹介も楽しみましょう。

9月2週の作文の書き方です。
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【ミズキ】日本人は以心伝心、説明しないでも言いたいことが伝わるという交流をしています。★ 800字以上
★まず、要約です。
 花見、月見、雪見というように、だいたい日本人は「見る」ということに重要な意味を与える。さらにいえば、日本の社交の基本は「見る」ことで成立する。つまり、日本では、言葉でなく、物理的対象物をともに見ることで、社交が成り立つのだ。
 日本ならではのコミュニケーションを説明した文章です。
★是非の主題 「言葉に頼らない、日本的なコミュニケーションのとりかたはよい」という意見をあげます。
●第二段落は 「第一の理由は」と書き出して、まず理由を表すまとまった一文を置きます。
★ 複数の理由一
「第一の理由は、同じ感動を分かち合える連帯感があるからだ。」そのあと自分の体験例などを具体的に。
★ 体験実例
 たとえば、夏の花火を観ると、華やかさに感動して消えるはかなさも感じます。お祭りの囃子を聞くと心がおどります。共通するものが心のうちにあるからでしょう。
●第三段落は「第二の理由は、言葉に頼らす思いやることでやさしい気持ちが生まれるからだ。」
 共感する力が育ちます。これは、友達や周囲の人たちと心をすりあわせることになり、共同体の一員になれるような体験になりますね。
●第四段落 まず、「確かに、言葉ではっきり自分の意見を言うほうが誤解が生じにくい」と反対意見に理解をしめします。
★ 反対意見への理解
 つぎに「しかし」と展開して、
★ 名言の引用 最後の主題の前に
「〇〇〇という名言があるように」と引用します。
しかし、「『トランプが生きているのは、それが実際のプレーに使われているときである。』という名言があるように、言葉に頼らない共通理解をもとにした日本的なコミュニケーションのとりかたはよいと思う。」



【リンゴ】感想文です。★800文字
★まず、要約です。
 トンボ王国はトンボと親しむ場であり、トンボと楽しく関わるためにはトンボ狩りを体験させるべきだと思う。なぜなら、トンボは子供にとって「かけがえのない美」であり、人間の欲求らしくそれを自分のものにしたいと考えるからだ。トンボ狩りをむげに禁止することは、楽しいはずの身近な自然をつまらない退屈なものと感じさせてしまうかもしれない。やはり、トンボ狩りに興じられる環境が必要だ。
そこから、「何事も自分の身をもって体験することで成長していきたい。」と主題をあげて方法を考えます。
●二段落目 ★複数の方法 第一の方法として、自然や人と触れる機会を増やすことだ。
 考えてみれば、公園も自然の施設もあらかじめ整備されたものばかりで、生の自然にふれることはほとんどありません。自然とは美しさや優しさと同等に、危険も厳しさもあるものです。そういったものに触れることで、学ぶことはおおいにありますね。
●三段落目 第二の方法として、子供にやたら禁止するのではなく自由と責任を考えさせる教育をすることである。
 公園にはたくさんの看板があり、学校のグラウンドにも細かい利用規則があります。子どもたちの遊びや学びの場でも禁止事項で危険から遠ざけようとするばかり。危機察知の力がつきません。解決能力も育ちませんね。
●第四段落 ★生き方の主題
 確かに、現代は子供の周りも犯罪や災害などの危険が多く、昔ほど自由には行動できないかもしれない。しかし、「何事もしないものだけが失敗もしない」という言葉があるように、多少危険でも体験することで、そこから様々なことを学びより成長することができる。何事も自分の身をもって体験することで成長していきたい。
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質問はいつでもお寄せください。よろしくお願いいたします。


                            きら

 



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