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鳥の村


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9.1 (383字)  信彦 aohita 2025/09/08 17:00:27 52960

映画「地球交響曲」のシナリオを求めて歩いたラップランドの森は、夏の短い間に生命が一斉に芽吹き、響き合う舞台のようだった。足を踏み入れると、美しい緑より先に襲ってくるのは蚊やブヨの群れである。旅人なら防御のために長袖や蚊よけ帽子を用いるが、撮影や森との対話にはそれらは障害となる。五感を解き放ち、森と全身で向き合うことで初めて森は受け入れてくれる。木々や草花、虫や動物、風や光が一つの生命体として交響曲を奏でており、その中に安全な観客席は存在しない。蚊に刺されるかゆみさえも、森が奏でる音のひとつと捉えることで、心は乱れず、風や匂いや音に感覚を研ぎ澄ませる余裕が生まれる。

五感を解放して生きたい

通学・通勤のときにイヤホンを外して、街の音(人の声、車の走る音、鳥の声など)を意識して聞く。

信号待ちや休憩のときに、街路樹や植え込みの葉や花を手で触ったり、匂いを感じてみる。





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