元の記事:私の好きな遊び (902字)
あきいま akiima 2025/10/04 22:38:56 53974
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私の好きな遊び
「ヒョイ」僕はとっさに避けた。そして休み時間の終了の音がした。「くそ~」相手側の悔しそうな声が聞こえてきた。僕の好きな遊びはドッチボールだ。ドッチボールをしているときは皆、音速になっているぐらいの速さでボールをなげる。
しかしぼくはボールを投げるのがとても下手だ。相手に投げようとするとたいてい味方に飛んでいくか相手の外野に飛んでいくか相手の陣地にバウンドして取られるのだ。さらにボールをキャッチするのも苦手だ。キャッチしようとすると絶対に当てられてしまう。ただドッチボールのすべてが苦手なわけじゃない。ぼくは投げるのとキャッチするのも苦手だが避けるのだけは得意なのだ。さらにその避けるときのポーズがとても独特なのだ。たとえばしゃがみ、右かわし、左かわし、さらにとても低いボールを一か八かで寝転がって避けたという奇跡が起こったこともあるぐらいだ。そして一時期「避けるな卑怯者~」と言われていたがそれはすぐにだれも言わなくなった。
そして他にも好きな遊びはもう一つある。それは「鬼ごっこ」だ。いつもジャンケンで鬼を決めるのだが、クラスには足の早い人がいっぱいいてその中でも一番早い人が鬼になったらもう絶望的だ。増え鬼だとすぐに大量の鬼側軍団ができてしまう。でもたま~に逃げ切れることがあるから面白い。
今度はお母さんに昔やっていた遊びを聞いてみた。するとありがたいことに色々話してくれた。まず1つ目は建物の3階ぐらいの大きさの竹でできた高台のようなものがあってその柱と柱のあいだにある三層のネットを登っていくというものだ。お母さんはネットに手を掴んで逆上がりをして上がってを繰り返して登っていくという独自の方法を編み出して登っていたと教えてくれた。また他にもタイヤに紐を巻き付けて回る遊びや腕の力だけで歩いてどこまで行けるかとかタイヤが半分埋まっていてだんだん大きくなっていって最終的にダンプカーぐらいの大きさになるものなどを教えてくれた。
ぼくは今回の作文を通して遊びは練習と本番を繰り返すととてもうまくなりすごくうまくなればうまくなるほどとても楽しくなるということがわかった