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鳥の村


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早めですが 10月3週の作文の書き方です (1665字)  きら kira 2025/10/08 19:18:05 54165

水曜17時の作文クラスのみなさまへ

 お世話になっております。授業が終わったばかりで、かなり早めになりますが、3週目の「作文の書き方」をお送りします。
 生徒さんにはお伝えしましたが、明日から三日ほど入院加療することになっています。そのため、今回の作品の講評は12日以降となります。私事で恐縮ですが、悪しからずご了承ください。作品は楽しみにしておりますので、アップロードをお願いします。

 
10月3週の作文の書き方です。
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【フジ】まず、要約します。
★ 1000字以上
◎ 要約 「「笑う門には福が来る」のであって、福が来るから笑うのではない。」「運と見えるものは日常の生き方の結果である。」「毎日のささいな生活上の連続が大きな幸運や不運を運んでくる」「人知れず苦労をしていない人はすぐに物事を幸運とか不運とかでかたづけてしまう。しかし幸運と見えても、うまくことを運ぶにはかげでそれなりの長い長い努力や苦労がいる。「人生の消耗にたえられる人は、幸運な人である」とカソンは言う。困難のない人生などない、これが人生の運を考える時の大前提である。」
 努力をした人に幸運がやってくるのだというテーマです。
◎ 体験実例 
 自分のことで努力が実ってうれしかった話を書きましょう。テスト勉強のこと、運動の練習のこと、ピアノの発表会までの練習のことなど。大きな感動とよろこびは、努力のあとにきますね。
★前の話聞いた話 作文で話題の転換をする練習です。
 お父さんお母さんにも取材しましょう。伝記に書かれた偉い人の話もいいですね。
★ たとえ 「まるで……のよう」「まるで……みたい」
★ことわざの引用
★ 一般化の主題  「私たち人間にとって努力とは〇〇である」
 努力を積み重ねて気持ちよく笑いたいですね。
 




【ユーカリ】感想文です。今回は、小説的文章になっています。情景をとらえよう。
★1000文字
〇まず、要約です。
 ある朝家の裏の庭へ入り、少年時代の喜びを味わった。しかし、もはや子供の頃のように無邪気になることはできなかった。緑色のトカゲを捕まえたが、それをどうしたらよいのか全く分からなくなり、幸福感はなくなった。そばを通り過ぎた汽車を見たとき、自分の本当の喜びはここでは得られないと思い、その列車に乗って世の中に出てみたいと思った。
〇子ども時代からはなれ、自立の時期をむかえた主人公です。
●二段落目は導かれる一つ目の意見 意見Aをあげます。
★ 複数の意見一
「確かに、人間には無邪気な子供時代も必要だ。」
◎ 体験実例
 なぜなら、そこで自然や家族と一体になった満足感を味わうことができるからです。子どもの頃、思いっきり外遊びをした体験を思い出してみましょう。友だちとの関係もそこで築かれていきますね。
●第三段落は、意見Aとは両極の立場の意見Bをあげます。
「しかし、人間には、親や自然や友達から離れて、ひとり孤独に自分を見つめるような時代も必要だ。」
★昔話実例  社会実例を昔話や童話の引用として書いていく練習です。
(例)「一寸法師」という昔話では、体が小さいながらも立身出世を夢みてお椀の舟で都にのぼります。 このように、昔話の主人公たちは旅だったり、冒険に出かけたりしますね。
●第四段落 ★ 総合化の主題
 まず、意見A,Bの両方に賛同します。
「確かに、知識や情報を更新していくことも、知恵を蓄えていくことも大切だ。」
 「しかし、」と展開し、名言を引用したあと★ 名言の引用、意見Cです。
「しかし、いちばん大切なことは、『知識がはしごを作ったのではなく、二階に上がりたいという熱意がはしごを作ったのだ。』という名言もあるように、自分の探求を続けていく熱意を持ち続けることがいちばん大切である。」
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よろしくお願いいたします。


                            きら



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