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鳥の村


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11月2週の作文の書き方です (1504字)  きら kira 2025/11/08 08:35:29 55378

火曜18時の作文クラスのみなさまへ

 お世話になっております。

 1週目も、いい作品が届きました。
 秋がたいへん急ぎ足ですが、世間を騒がせているのがもっぱら熊害かと思います。まさか自分にはふりかかるまいと、なんとか安心しているわけですが、原因が気象であったり熊の食糧難であったりすることを知ると、環境問題と等しく人間と自然との関わり方を見直すべきだと思い当たります。追ってみたい問題ですね。


11月2週の作文の書き方です。
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【ツゲ】「電車やバスに乗ったこと」です。★700字以上
 とくに心に残っている出来事を見つけましょう。初めてひとりで乗ったこと。満員でおどろいたこと。乗り間違えて(おりられなくて)大ピンチになったこと。かっこいい電車に乗ったこと。いろいろありますね。できれば書き出しも工夫しましょう。
★ たとえ  「まるで……のよう」「まるで……みたい」
できれば、感動の場面で使いたいですね。
★ ですます  事実文は、過去形で書かれる形が自然に多くなります。ここに、現在形を入れて文章の流れに変化を作る練習です。
(例)つぎの駅が近づいてきました。ぼくの降りる駅です。
★ 心の中で思ったこと  口には出さなかったけれど(出せなかったけれど)、心の中で思ったことを書きます。
 今度乗る時は、ぜったいにいねむりをしないで、駅の名前を見ていようと思いました。
★ 動作情景の結び/作文 作文の結びを「思いました」のような平凡な書き方ではなく、動作や情景で結んでいく練習です。
(例)ぼくは、目をこすりながら電車を降りました。



【フジ】
 今の時代は、機械化されて科学が進むと人工的なものにたよるようになったけれど、自然からえられるものには科学ではまねのできない良さがあるというテーマです。
★ 1000字以上
◎ まず、要約です。「私たちは長い間、木綿と木の中で暮らしてきた。だが明治以降それを捨てて、新しいものへ、新しいものへと人工材料を追いかけてきた。」「木は同じ種類のものでも、産地により立地によって、材質が少しずつ違う。それは、物理的、化学的な試験によっても証明できないほどの微妙な差であるが、市場では長い経験によってそれぞれを区別し、値段も取り扱いも違っている。」「私たちは、機械文明の恩恵の中で、工学的な考え方に信頼を置くあまり、数量的に証明できるものにのみ真理があり、それだけが正しいと信じすぎてきたきらいがあった。だが、自然がつくったものは、木のように原始的で素朴な材料であっても、コンピューターでは解明できない側面をもっているのである。」
◎ 体験実例 
 木に限らず、人工のものと自然のものとの対比と考えて、自然のもののすばらしさを書いてみましょう。
★前の話聞いた話 作文で話題の転換をする練習です。
 お父さんお母さんにも取材しましょう。お母さんは、食べ物や身に付けるものを選ぶときに、自然な物天然のものにこだわっているのではないでしょうか。
★ たとえ 「まるで……のよう」「まるで……みたい」
★ことわざの引用
★ 一般化の主題  「私たち人間にとって自然のもののよさとは〇〇である」
 たしかに、人工的なものはたくさん作ることができるし、便利ではあります。けれども、自然のものには科学でも解明できないようなすばらしさがありますね。
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よろしくお願いいたします。


                          きら



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