元の記事:外国人に日本語を(感) (685字)
ほのみ akasaho 2025/12/05 21:36:34 56481
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・要約
・欧米人は「いいえ」や「はい」をはっきり言うが、日本人は「いいえ」と言うのをためらう。
・この違いは、否定している対象の違いにもとづく。
・日本語の否定は「質問」の文型あるいは質問者の意向に向けられているが、英語の否定は質問を受ける側の、現実の行為の有無に向けられている。
・日本人の控え目な表現は、日本人には通じるが、外国人にとっては解しがたいことが少なくない。
・複数の意見1
・日本人が「いいえ」をはっきり言わないのは相手に対する思いやりの気持ちが働くからだ。
・実例
・名前
・「ほのみ」は珍しい名前だから、「ほのか」とか「ほなみ」とかの名前と間違えられる。
・何回かあったことある人で自分の名前を間違えている人がいても、いいにくい。
・最近通い始めた英会話の教室でも、「ほなみ」と名前を間違えられているけど、違うとはいいにくい。
・複数の意見2
・欧米人のように「いいえ」をはっきり言うことは大切だ。
・実例
・アメリカの複数の会社の社員を対象に、「いいえ」とはっきり言うことができる人と、言えない人に分け、一年間どのくらいのミスが起きたかを調べた研究
・結果は、断れない人ほど、ミスが34%多かった。
・注意が散ったり、夜遅くまで作業して疲れ、ミスが増えたりしたことが原因
・総合化の主題
・確かに、自分の意思をはっきり伝えることも、相手を思いやることもどちらも大切だ。
・しかし、一番大切なことは、「まず理解に努め、次に理解されるように努める」と言う名言があるように、時と場合に応じてはっきり言うべきときとそうでない時を見分け、相手の考えも自分の考えも尊重できるようにすることだと考えた。