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3月2週の作文について (1294字)
きら kira 2026/03/10 20:55:38 60054
土曜日の作文クラスのみなさまへ
三月二週目となります。このところ、三寒四温を感じます。この言葉はもともと中国北東部や韓国のものが日本に伝わったもので、冬の季語でした。今では春先によく使われるそうです。
着実に春はやってきて、着実に花粉症になりました。
2週の長文も読んで構想を立てましょう。これは、発表室にも入っていますので、生徒のみなさんも参考にしてください。
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【メギ】
「日本人が、淡泊であるかわりに持続力に欠けていると言われるのも、生活感覚に左右されているところがすくなくないのではあるまいか。」「こういう傾向が言語に影響しないはずはない。こまかいことは省略してしまう。それがわからぬのは野暮だとして相手にしない。」「そういう淡泊好みの通人たちが考えだした詩型が和歌であり俳句であって、短いことでは世界に類がすくない。」「「言ひおほせて何かある」……そう芭蕉は言っている。完結した表現、整いすぎた言葉は詩にならないことを、これほど端的にのべたものはすくない。」
俳句や短歌を成り立たせているように、日本ではくどくどと説明するより相手に解釈を任せるようなコミュニケーションをとります。そこから「「理屈ではなく直感に訴えようとする日本的なコミュニケーションの取り方はよいと思う。」という意見をあげて、理由を考えます。
【ベニバナ】
日本人の多くは、日本文化は外国人にはわからないという迷信を持っている。日本人は外国人に日本の文化が分かってもらえないと思うと優越感を覚えるのである。しかしアメリカ人は、日本人はみんなアメリカの事を知っているはずだと思っている。それぞれの立場に悪意はないが、相互理解の妨げになっている。
日本とアメリカのものの考え方の違い、文化の違いが述べられています。日本人は、日本の文化は日本人だけが理解できると考えます。独特の世界だという理解です。対して、アメリカの人々はオープンで、いろいろな文化があるから誰もが理解していけると考えます。どちらにも良さがありますね。
【レンギョウ】
イロリの社交は、家族結合の社交であった。家族も客人も一つの火を通じて心をかよわせることができた。西洋でも、暖房システムが行き届いているのにもかかわらず、ときどき暖炉に薪をくべる。イロリと暖炉では、社会構造の違いはあっても火のぬくもりが受けられる場を家庭の象徴とすることは東西共通であるのだ。火は、人間生活にとって実用的なものだが、このように人間関係調整のツールとして使われることもある。
世の中、合理的なものばかり追求するようになりましたが、物の役割のなかには非合理なものもあり、そこに人間らしさや絆や温もりがあります。そこから生き方の主題を考えましょう。
私は、筆者のいうような非合理的な気持ちも大切にして生きていくべきだと思う。
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よろしくお願いいたします。
きら