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無題 (1268字)
櫛田 aesata 2026/04/19 18:56:40 61665
<<構成>>世の中では、矛盾は悪いものだと考えられがちだが、本文では、矛盾には良いものと悪いものがあると述べられている。たがいに打ち消し合ってしまう矛盾は意味がなく、避けるべきであるが、論理ばかりを大切にしすぎると、かえって内容がうすくなってしまう。また、芸術の分野では、このような単純な論理は好まれないと説明されている。僕は、この文章を読んで、矛盾はよいと思う。
<<題材>>この文章を読んで僕が一番印象に残ったのは、矛盾にも良いものと悪いものがあるという点である。これまで僕は、矛盾はすべてよくないものだと思っていたが、この文章を読んで、そうではないと気づいた。また、人は無意識のうちに矛盾を避けようとしてしまうが、それによって考えが狭くなってしまうこともあるのだと感じた。
このように感じた理由は、二つある。第一の理由は、矛盾が新しい発見や新しい創造につながるからである。物事がすべて整っていると、そこから新しい考えは生まれにくい。しかし、少しのずれや食い違いがあることで、「なぜだろう」と考えるきっかけになり、そこから新しい発見が生まれる。例えば、中学校に入学したばかりのころ、数学の素数の学習をしていたとき、友達と考え方が同じですぐに答えが出てしまい、それ以上話が広がらなかったことがあった。そのときは楽でよいと思ったが、新しい気づきはあまり得られなかった。それに対して、考え方が少し違うときのほうが、「なぜそうなるのか」と考えることができ、理解が深まると感じた。このように、友達との会話でも、意見が完全に一致しているよりも、多少の違いがあるほうがおもしろく、そこから話題が広がることがある。このように、矛盾は考えを深めるために大切なものだと思う。
第二の理由は、矛盾が人間の本当の姿に近いからである。人はいつも同じ考えで行動できるわけではなく、状況や気持ちによって考えが変わることがある。例えば、次の日にテストがあると分かっていても、「勉強しなければいけない」と思う気持ちと、「少し休みたい」と思う気持ちの両方が出てきて、迷ってしまうことがある。このように、一つの考えだけでなく、反対の気持ちも同時に持ってしまうのが人間である。だからこそ、矛盾を完全になくそうとするよりも、その中でどう考えるかが大切なのだと思う。このように、矛盾は人間らしさを表しているものであり、必要なものだと考えた。
<<主題>>確かに、一つの物事を正しく考えるためには、理にかなっていることも大切である。しかし、それだけにこだわりすぎてしまうと、考え方が一つにしぼられてしまい、新しい発見や広がりが生まれにくくなってしまう。「何事もしない者だけが間違いを犯さない」という名言があるように、失敗や迷いを避けてばかりでは、新しいことに挑戦することはできない。だからこそ、矛盾をすべて否定するのではなく、その意味を考えながら受け入れていくことが大切なのではないだろうか。このように考えると、矛盾はなくすものではなく、生かしていくべきなのではないだろうか。