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6月3週の作文の書き方です (2962字)
きら kira 2026/06/13 19:32:31 63497
水曜19時の作文クラスのみなさまへ
お世話になっております。
晴れ間ものぞく週末となっています。
私は、どうしても今読みたい一冊の本を探して、大捜索の末、大掃除のような様相になり、本棚に積もる微細な埃をさんざん浴びたせいか、重度の花粉症のようになってしまいました。結局、その一冊は見つからず、なんと娘の家に移動しておりました。久々に、いろいろな全集が巻順に並んだし、見つけやすい分類に戻ったのを良しとします。
6月3週の作文の書き方です
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【ハギ】★ 600字以上
感想文です。まず要約です。
「先日、日本産トキの絶滅が確実になったと報じられた。」「一九八九年に環境庁が発行したレッドデータブックには、緊急に保護を要する動物だけでも約三万七千種近くが記載されている。」「自然保護の先進国アメリカでは、一八七二年、世界に先がけてイエローストーン国立公園を設置した。」「他方日本では、一九三一年に国立公園法が制定され、一九五七年に自然公園法に代わった。」「アメリカが自然保護で先進国となった一因として、他国より早く自然を破壊したことも考えられる。今日でもカマキリを自由にとらえて、飼育観察できる東京に、ささやかな幸せを感じた経験だった。」
〇絶滅危惧の生き物が増えてから自然保護をしても間に合わないという文章です。
★ 体験実例 自分の身近で見かけなくなった生き物のことや、それを保護しようという試みなどを考えてみましょう。学校でビオトープを作っていたりしますね。マンションが建設されて、空き地がなくなると生き物のすみかがなくなります。お父さんやお母さんに取材したり、テレビのニュースや授業で習ったことなども書いてみましょう。
★ たとえ 「まるで……のよう」「まるで……みたい」
★ 一般化の主題 「人間にとって自然保護とは〇〇である」
生態系を守ることが大切ですね。
【マキ】★ 600字以上
まず、要約です。
「この詩のいのちは、美しい願いごとのようにというすばらしい「比喩」にあると言えるでしょう。」「比喩を、日常の会話でも効果的に使うと、表現が生きてきます。」「ところでいつだったか、これもテレビで見たのですが、スポーツ評論家のSさんが、こんな話をしていました。「フォークボールの投げ方を選手に教えるのに、球をこう握ってこうして投げるんだよと、動作で見せるばかりでなく、カーテンのヒモを下へ引っ張るように――という例えで話してやると、印象強く、よりよく伝えることができる」」
〇ここから「比喩表現をふだんの生活の中でも使うべきだ。」という意見が導かれます。
●第二段落は 「第一の理由は」と書き出して、まず理由を表すまとまった一文を置きます。
★ 複数の理由一
「第一の理由は、比喩を使うと、あいてにわかる説明ができるからだ。」そのあと自分の体験例などを具体的に。
★ 体験実例
相手が全く知らないもののことを伝えるには、相手が知っているにたものにたとえるのがいちばんですね。人だったら、「芸能人でいうと〇〇さんみたいな」とか「ゴリラのような」とか。
●第三段落は「第二の理由は、比喩を使うと、喩えのほうのものも連想でき、二倍以上に豊かになるからだ。」など。たとえば、「面白い本」というのと「まるで世界旅行をするみたいな本」というのと、イメージのふくらむのはどちらでしょうか。
●第四段落 まず、「確かに、数字などを使って正確に表す方が適している場合もある。」と反対意見に理解をしめします。
★ 反対意見への理解
つぎに「しかし」と展開して、
★ 名言の引用 最後の主題の前に
「〇〇〇という名言があるように」と引用します。
しかし、『辞書のような人間になることではなく辞書をうまく使えるような人間になることが勉強の目的である。』という名言があるように、ときには比喩を使いながら自分なりの表現を工夫していくことも大切である。」
【ヤマブキ】まず、要約です。
「科学における発想と論理」という話になると、昔やった幅千野研究のことを思い出す。ハバチが年によって大発生したり、ごくわずかな個体数しか現われなかったりすることを理論的に証明しようとしたが失敗し、ふとひらめき実験したら予想が的中した。しかしこの結果を学会に発表することになると、「それで、ふと思いつきまして……」とは絶対に言えない。それで、ふと思いついた発想には一言も触れず、データに基づいた「論理的」推理を展開する形をとることによって、「科学的」な体面を保つことになった。今大切なのは、科学も技術も普通思われているのとは異なって、ずっと人間的なものだという事を、深刻に意識することである。
●二段落目は導かれる一つ目の意見 意見Aをあげます。★ 複数の意見一
「理屈に縛られない直感はすばらしい。」そして自分の体験実例をくわしく。
★ 体験実例
ずっと悩んでいたクイズや算数の問題などが、なにかのひらめきで解けることがあります。インスピレーションの良さを書いてみましょう。
●第三段落は、意見Aとは両極の立場の意見Bをあげます。
「しかし、論理的な思考も大切だ。」こちらにも具体的な裏付けを。
自分が思いついたことは、やはり他の人にも伝えたい、共有したいと思うはずです。そのときは、なるだけ論理的な表現で伝える必要がありますね。
●第四段落 ★ 総合化の主題
まず、意見A,Bの両方に賛同します。
「確かに。直感にも論理的な思考にもどちらにも良さがある。」
「しかし、」と展開し、名言を引用したあと★ 名言の引用、意見Cです。
「『知識がはしごを作ったのではなく、二階にあがりたいという熱意がはしごを作ったのだ。』という名言もあるように熱意を持って物事に向かっていくことである。」
【ワタスゲ】
「知価革命 工業社会が終わる 知価社会が始まる」という1985年にベストセラーとなった堺屋太一さんの本がありました。今となっては、知価社会も円熟期になっています。
〇まず、要約です。
1980年代に入って一気に普及し始めたコンピューター・コミュニケーション技術はそれまでの私たちの感覚を一変させてしまった。以前の技術革新は質よりも量の増大を求めるもので「数値化可能」なものであったが、現代は情報化、それによる多様化による「数値化不可能」で「創造的知価」が社会において重要な役割を果たしている。それは、今までの技術革新の枠に当てはまらない「新社会」、いわば「知価革命」だ。私たちは新しい「知価」という考えを積極的に受け入れていくべきだ。
ヒントがたいへん詳しいので参考にしましょう。
工業社会の時代は、大量生産大量消費。誰もが持っている商品をたくさん家に並べておくことが幸福とされました。知価社会では、知恵に値打ちがあるので「少数限定」「こだわりのある」品を見つけて手に入れることが幸福となります。それが可能となる方法、環境を考えていきましょう。
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発表室でも読むことができます。
よろしくお願いいたします。
きら