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6月3週の作文の書き方です (2216字)  きら kira 2026/06/17 20:43:07 63713   0     

土曜日の作文クラスのみなさまへ


 お世話になっております。
 
 先週の授業では、くしゃみが止まらず大変でした。鼻声で失礼しました。
というのも、前日にどうしても今読みたい一冊の本に気づいて、家じゅう大捜索の末、大掃除のような様相になり、本棚に積もる微細な埃をさんざん浴びたせいか、重度の花粉症のようになってしまったのでした。結局、その一冊は見つからず、なんと娘の家に移動しておりました。まあ、久々にいろいろな全集が巻順に並んだし、見つけやすい分類に戻ったのを良しとするという顛末でした。
 日頃の整理整頓は健康の元のようです。
 

6月3週の作文の書き方です
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【ハギ】★ 600字以上
感想文です。まず要約です。
「先日、日本産トキの絶滅が確実になったと報じられた。」「一九八九年に環境庁が発行したレッドデータブックには、緊急に保護を要する動物だけでも約三万七千種近くが記載されている。」「自然保護の先進国アメリカでは、一八七二年、世界に先がけてイエローストーン国立公園を設置した。」「他方日本では、一九三一年に国立公園法が制定され、一九五七年に自然公園法に代わった。」「アメリカが自然保護で先進国となった一因として、他国より早く自然を破壊したことも考えられる。今日でもカマキリを自由にとらえて、飼育観察できる東京に、ささやかな幸せを感じた経験だった。」
〇絶滅危惧の生き物が増えてから自然保護をしても間に合わないという文章です。
★ 体験実例 自分の身近で見かけなくなった生き物のことや、それを保護しようという試みなどを考えてみましょう。学校でビオトープを作っていたりしますね。マンションが建設されて、空き地がなくなると生き物のすみかがなくなります。お父さんやお母さんに取材したり、テレビのニュースや授業で習ったことなども書いてみましょう。
★ たとえ 「まるで……のよう」「まるで……みたい」
★ 一般化の主題  「人間にとって自然保護とは〇〇である」
生態系を守ることが大切ですね。



【ライラック】★ 600字以上
●まず、要約です。
【要約例】 現代は様々な場において専門化が進んでいるが、それと同時に専門家だけの時代となる危険性も大いに孕んでいる。言論の基盤となるのは、専門的な知識や技能ではなく常識や一般教養なのである。常識は人が自分の専門外の物事について考え、論じるときの拠り所になるものである。常識は言論の大きな基盤であり、知恵を伴う言論は教養が基盤となる。教養というのは、専門家になるための知識として学ばれるのではなく、自由人にふさわしいものとして学ばれるのである。
〇そこから「私は、専門的な知識だけではなく、幅広い教養を身につけた人間になりたい。」という主題が導かれます。
●二段落目は、第一の方法をあげます。「第一に、得意な分野、好きな分野以外のことや一見無駄に思われるようなことにも目を向けることである。」★ 複数の方法
そして自分の体験実例をくわしく。★ 体験実例
ふだんはあまりやったことのないような事に取り組むと、新しい発見があるものです。読書も、目先を変えて読むと面白かったりするので、乱読もよしですね。
●第三段落は、第二の方法をあげます。「学校などでも知識をつめ込むだけの教育をするのではなく、幅広い教養が身につくような教育をすることである。」こちらにも具体的な裏付けを。
実験や実習といった座学ではない学習があると、考える力や行動力が培われます。
●第四段落 まず、反対意見に理解を示し、名言を引用して、もう一度生き方の主題でまとめます。
 確かに、「一つのことに専念し、深く追求していくことも大切である」しかし、「辞書のような人間になることではなく、辞書をうまく使えるような人間になることが勉強の目的である。」という名言があるように、私は専門的な知識だけではなく、幅広い教養を身につけていきたい。」



 
【ワタスゲ】
 「知価革命 工業社会が終わる 知価社会が始まる」という1985年にベストセラーとなった堺屋太一さんの本がありました。今となっては、知価社会も円熟期になっています。
〇まず、要約です。
1980年代に入って一気に普及し始めたコンピューター・コミュニケーション技術はそれまでの私たちの感覚を一変させてしまった。以前の技術革新は質よりも量の増大を求めるもので「数値化可能」なものであったが、現代は情報化、それによる多様化による「数値化不可能」で「創造的知価」が社会において重要な役割を果たしている。それは、今までの技術革新の枠に当てはまらない「新社会」、いわば「知価革命」だ。私たちは新しい「知価」という考えを積極的に受け入れていくべきだ。

 ヒントがたいへん詳しいので参考にしましょう。

 工業社会の時代は、大量生産大量消費。誰もが持っている商品をたくさん家に並べておくことが幸福とされました。知価社会では、知恵に値打ちがあるので「少数限定」「こだわりのある」品を見つけて手に入れることが幸福となります。それが可能となる方法、環境を考えていきましょう。
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発表室でも読むことができます。

よろしくお願いいたします。


                          きら



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