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鳥の村


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11.1 (1495字)  櫛田 aesata 2026/11/01 18:55:13 68034

 <<構成>>ダーウィンは長年にわたる研究を通して、ミミズが土を食べて糞を排出することで、有機土壌の形成に大きく貢献していることを明らかにした。ミミズが排出した土は、栄養が豊かで、水や空気が通りやすく、柔らかい土になる。また、有吉佐和子の小説『複合汚染』では、化学肥料などによってミミズがいなくなり、土が固くなってしまう問題が取り上げられている。このように、ミミズは自然の中で重要な役割を果たしている。僕は、自然界にある小さなものの役割を見直すことが大切だと思う。つまり、見た目や大きさだけで価値を判断せず、一つ一つが自然の中でどのような働きをしているのかを考える必要があるということだ。


 <<題材>>第一の理由は人間がまだその役割を知らないだけだということがあるからだ。例えば、僕も小学校低学年のころ、学校の花壇で植物を植えていたときにミミズを見つけて、思わずその場から離れてしまったことがある。そのときは、ミミズに対して少し気持ち悪いという印象を持っていて、なぜそこにいるのかなど考えもしなかった。しかし、今回の文章を読んで、ミミズは土を食べて排出することで、土に栄養を与えたり、水や空気が通りやすい状態にしたりする働きをしていることを知った。今考えれば、あのとき見つけたミミズも、植物が育つための環境を整える役割を果たしていたのだ。このように人間が普段気に留めないような小さな生き物にも、自然界にとって欠かせない役割があるのだと感じた。つまり、見た目や大きさだけで価値を判断するのではなく、そのものがどのような働きをしているのかを知ることが大切なのだ。


 第二の理由は人間が自分たちの生活の便利さだけを考えて行動してきたために、地球環境が破壊されてきたからだ。インターネットで地球温暖化のデータを調べてみると、2001年のデータでは地球の表面温度は、この百年間でおよそ0.4〜0.8度上昇したということが説明されていた。わずかな温度の変化に思えるかもしれないが、地球全体で考えると大きな変化である。この温暖化によって、氷河が溶けたり、異常気象が起きたりするなど、さまざまな問題につながっている。こうした問題の原因の一つには、人間の活動によって二酸化炭素などの温室効果ガスが増えていることがある。僕たちは便利な生活を送るために、多くのエネルギーを使い、自然に負担をかけてきた。しかし、人間にとって便利なことが、必ずしも自然にとってよいこととは限らない。ミミズの例からも分かるように、小さな生き物がいなくなるだけでも、土や植物など周りの環境に大きな影響が出る。人間は自然がなければ生きていけない以上、自分たちの生活だけを考えるのではなく、目に見えにくい生き物や環境への影響まで考えて行動する必要があるのだ。


 <<主題>>確かに、物事を大きくとらえることも大切だ。地球温暖化のような大きな問題について考えたり、社会全体で解決策を考えたりすることも必要である。しかし、その大きな問題を考えるときにも、ミミズのような小さな生き物や、普段は意識することのない自然の働きに目を向ける必要がある。「塵も積もれば山となる」ということわざがように、一つ一つは小さな存在でも、それぞれが大切な役割を果たすことで、大きな自然を支えているのではないだろうか。僕は、今回の文章を読んで、今まで何気なく見過ごしていたものにも目を向け、それが存在する意味を考えることが大切だと感じた。小さなものの役割を一つひとつ発見し、大切にしていくことが、自然環境を守り、これからの地球を支えていくことにつながるのではないだろうか。



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