| 虫はなぜ・・・・? |
| イチゴ | の | 森 | の広場 |
| ナズナ | / | あもせ | 小4 |
| 虫は人間から嫌われているけれど実はあまり悪い事はしない。実害はないの |
| だ。カミキリムシの他ごきぶりだってそう。12種のなかで、家に入って |
| ゴミをあらすのはたった2種だそうだ。他、ハエだってきたないものにつく |
| だけで、何にもしない。ただとまっているだけなのに、このような虫は嫌われ |
| ている。何もしなければ何もしないのに、人が何かするから、からかうから蜂 |
| だって刺す。蜂が刺すと言うのは怖がられているが、よく考えれば人間が身を |
| 守るため殴り返すのと同じだ。虫はなぜ嫌われているのか?きもちがわるいか |
| ら?それともただたんに嫌いだから?私はただ単に嫌いなのだと思う。つまり |
| 人間は弱いものいじめが好きなのだろう。自分が知らないものを怖がるし、自 |
| 分より上の者をおそれる。自分が一番、自分が一番。とおもって、自分に何か |
| する人をおいはらおうとする。そう思っているうちに昔のきれいな川や山をな |
| くし、今のようになった。もしもこれが永遠に続くのなら、人間の近く(今の |
| ような虫)をなくす。 |
| 虫はかわいそうだ。べつになにもしない。ただすみかがほしくて人間の家の |
| ような夏涼しく、冬暖かい家に入りたかったり、自分の食べ物がほしいだけな |
| のだ。それだけなのに、嫌う事から人間のいやみが見えてくる。 |
| 私の学校で、風に流されてよくちょうちょが入ってくる。私はすぐに窓を開 |
| け直して逃がしてやろうと思った。しかし・・・ |
| 「額田、やめろよ。俺が捕まえるんだから。」 |
| 私はしんとして捕まえる男の子の事をずっと見ていた。 |
| 一週間後、蝶はすでに動かなくなっていた。私はあの時「捕まえる」といっ |
| ていたけど、そうではなく、殺すと言う意味ではないかと思った。小さなビン |
| に入って死んでいた蝶。この話はカミキリムシの話と少し似ていると思いなが |
| らこの文を読んだ。 |
| 確かに人間は1000年前よりも進化をとげた。とはいえますますかしこくなっ |
| たが、悪い者に変わる。 |
| 前の話の続きだが、私の学校はほこりくさくてきたないからごきぶりがよく |
| でる。残酷な男の子達はまずビニール袋を持ってきてその上から5人の子が10回 |
| ずつ踏み潰す。それから全員が集まってビニール袋をとる。女の子達は「うえ |
| ~」といって逃げていく。私もそうだ。逃げていく子をみて男の子達は笑って |
| 目の前にごきぶりの死体をだす。やはり虫はみんなに見せ付けられて笑い者に |
| されている。 |
| 私はそれをなくしていきたいなと思う。 |