| 上級コース |
| アジサイ | の | 泉 | の広場 |
| ミッキー | / | けく | 小5 |
| 「あ~、久しぶりだな。ころんだらどうしよう。」 |
| そう、つぶやきながら、私はリフトに乗った。今年買ったばかりの板と、ピ |
| カピカのくつをゆらしながら、乗っていた。 |
| 「シュン、シュン」 |
| さすがにうまい人はうまいものだった。そんな人にあこがれながらも,私は |
| まだまだ未熟だった。 |
| 「よーし、いくぞ~」 |
| そんな声を発して私は出発した。目の前に広がるのは、真っ白な斜面。そし |
| て綺麗な女神湖。雪が大好きな私には,まちどうしい日だった。そしてその真 |
| っ白な斜面は、まるで、私を吸いこんでしまうほどに真っ白だった。 このス |
| キー場には一つ利点がある。それは、雪がパウダースノーということだ。それ |
| も、「スノボー禁止」スキー客にとっては、とても良い事だ。また、そのこと |
| は、私がこのスキー場を好む一番の理由でもある。 |
| 「わあ~~~~――――――。」 |
| 私に向かってくる風は、まるで「こんにちは」とあいさつをするかのように |
| 、私をこころよく迎えてくれた。雪も片栗粉のような雪ですべりやすかった。 |
| カーブをするたびに |
| 「キュウ,キュウ」 |
| という音を鳴らして。 |
| 「転ぶかな。こわいな。」 |
| という不安を吹き飛ばしてくれた。けれどスピードはあまり速くもない。そ |
| んな私に比べると、いとこがどれだけ速いことか…。くやし~い。(でも私も |
| 下手ではないのよ。おほほほほ!)一生懸命スピードを上げ,リフト乗り場へ |
| おりていった。 |
| 「ピ~ンポン」 |
| その合図と共に線までいった。さっきも乗ったのだが,そのリフトはスピー |
| ドがとても速い。(おもしろいのだが、すこしこわい…)だから、「高速リフ |
| ト」とよばれているらしいのだが、初心者にはお断りらしい。 |
| 「おもしろいよー」 |
| その頃私はそう言っていた。何をしているかというと、手すりみたいなもの |
| によりかかり、下を見ていた。落ちそうなところが面白かった。楽しいものは |
| 、あっという間。すぐに日がくれてしまった。 |
| スキー場から帰った私にビックニュースがながれてきた。(それといっても |
| 、じぶんでしらべたのだが)実は今日私が滑ったコース |
| は上級コースだということを。とてもおどろいた。私が上級コース |
| をすべれたということに、とてもおどろいた。そしてうれしかった。そして |
| きのう行ったツーインワンも調べてみた。けれど、中級コースしかすべってな |
| かった。(まあ、いいや) |
| 今回のスキーは本当に楽しかった。とくに,上級コースがすべれたことが… |
| 。そして、挑戦すれば何でも出きる事が分かった。これからも何でも挑戦して |
| 行こうと思う。 |
| 来年の二月、行けるスキーが楽しみだ。 |