| 差別 |
| エンジュ | の | 村 | の広場 |
| エガ | / | てせ | 小6 |
| 私の家は自動車がやっと通れるぐらいの路地に面している。都内にはめずら |
| しくほそうされていず、道ばたには草 |
| が生えていた。となり近所には古い家が多くて、敷地からはみ出した樹木の茂 |
| 数年たって路地全体に異変が起きた。下水道工事が始まって地面がほりかえ |
| され、車の震動で下水管がこわれぬようにしっかりとほそうされてしまったの |
| だ。ネコジャラシにスギナ、スミレもタ |
| チイヌノフグリもそれ以来路地から姿を消してしまった。道は車向きの道路に |
| なり、地球のかけらではなくなってしまった。 |
| 町中の雑草に対する人間の態度は時と場所によってさまざまである。ハイキ |
| ングに行けば「緑がいっぱいで気持ちいいわねえ」と喜ぶ人も、自分の庭に出 |
| てきた雑草は血眼で引き抜いてしまう。 |
| 私にもこういう話があった。私が友達と円海山(山)を歩いていたらこんなお |
| ばさんにあった。その時あたりは、何かがものすごく鳴いていた。まるで悲鳴 |
| みたいに…おばさんは、棒を持って何かをたたいていた。私達は、それを見て |
| 驚いた。なぜなら、おばさんがたたいていたものはなんと蛇だったからだ。よ |
| く見てみると、蛇は何か持っているではないか。私達はちかづいてみてみる。 |
| またまたびっくりぎょうてん!なぜなら蛇がくわえていいたものはリスだった |
| からだ。幸い蛇にぼうはあたっておらず逃げ出した。速い!速い!百m五秒の |
| ペースで走っていく!(オーバーだな…)そこへ友達の父が、追いかける。♪は |
| しーるメロスはーかーぜーのよーおーにー♪とのような感じで走っていく。そ |
| して蛇をつかまえた。リスをはなしてみたが、もう手後れだった。同じ自然ど |
| うしなのにこの差別は何だ!蛇だって生きるためには餌がいるのだ。 |
| 私は蛇の方が好きだ。だからといってたたいたりまではしない。 |