| 人の為にも・・・・・・ |
| アジサイ | の | 泉 | の広場 |
| ナズナ | / | あもせ | 小5 |
| 私の夢は、国際公務員だが、もうひとつある。それは国際公務員ほど難しい |
| 気象学者である。 |
| よく塾で社会のテキストにのっている雨温図。これはきっと気象学者が記し |
| たものではないのか?日本の気候を一年を通して記録したものであるだろう。 |
| 日本の気候は実に温暖の気候であり、四季によって変化するものである。 |
| 冬には寒くなり、夏はじりじりに暑くなる。その反面、北の国では1年を通 |
| してずっと寒く、南の国ではずっと暑いのだ。そして、日本の北の方では冬に |
| ゆきどけがあり、降水量が多くなる。また沖縄あたりは暑く、台風の通り道で |
| ある。だから同じように降水量が多くなる。 |
| 今、そのことを私達が知っているのは、気象学者のおかげではないのか。 |
| 気象学者が私達に発表しおかげで私達が今こうなっている。 |
| しかし、もっと人のためにできることはないだろうか?そして考えたのは植 |
| 物学者である。図鑑にのっているあの植物は、植物学者が世界を探検して探し |
| たものである。植物とは、どこでも見られるのと、なかなか見つからないのが |
| あるが、 |
| その、なかなか見つからない植物を見つけたのが植物学者である。 |
| 小学三年生の時、私は人のために、世の為に……………などは消して考えな |
| かった。例えば、まんがいち火災にあったとする。母が「助けて」と言ってい |
| るのに自分一人で逃げていってしまうだろう。 |
| そんなことではだめと気付いたのは、小学四年のことである。社会の時間だ |
| 。 |
| 担当の先生は話した。 |
| 「おはようございます。今日は戦争のことについてやっていきましょう。」 |
| そうして先生は述べた。 |
| 「戦争の頃はとても食べ物が大切なものでした。君たちみたいな小さな子で |
| も母をなくしてしまったのです。そして一人で自立しなければならなかったの |
| です。 |
| だから皆さんもご飯を大切に食べましょうね。世界では私達みたいにたくさ |
| ん食べれない国がいっぱいあるのです。」 |
| その時、私の心は動いた。 |
| (そうなのか。よし、世界で困っている人のためになにかできないかなあ。 |
| ) |
| そして小学一年生の頃。私は木村弥生ちゃんにいじめられていた。その子は |
| 気が短い子で、何か気に食わないことがあれば必殺の男言葉を使う。 |
| 「てめー、そんなこといったらぶん殴るぞ!」 |
| (私は泣き、他の子が見る。) |
| 「なに見てんだコラ!」 |
| 今を思えば一年生の自分がほんとにかわいそうにおもう。 |
| そして今…・、私は動きはじめた。まず、晴れた日には庭に行って花の観察 |
| をし、ノートにまとめる。そして、家に入って絵を画きはじめた。そして、花 |
| が大好きなお友達にそのノートを送った。 |
| そして、返事が返ってきた。 |
| 若菜ちゃんへ |
| この前送ってくれたノート、花の研究に役に立ったよ。とっても嬉しかった |
| です。若菜ちゃんの庭はたくさんのきれいな花が咲いているんだなと思いまし |
| た。そして、私の庭に咲いていない花までも、若菜ちゃんのくれたノートが教 |
| えてくれました。本当にありがとうね。 |
| 鈴木理沙より |
| 私はすごく嬉しかった。そしてまっさかさまに机にむかい、紙と鉛筆をとっ |
| た。 |
| 理沙ちゃんへ |
| 喜んでくれて嬉しいです。もしまだ花の研究を続けているならまたノートを |
| 送ってもいいよ。じゃあまたね。 |