| 国際人になるためには・・・ |
| アジサイ | の | 峰 | の広場 |
| 由樹子 | / | あるさ | 高2 |
| 最近の日本の風潮の一つとして、「国際化」があげられる。もちろん、それ |
| にともなって英語は最低限必要となってきている。私は、この夏、語学研修に |
| ためオーストラリアに行くことを計画しているので、これまで以上に語学力な |
| どを伸ばすチャンスがある。そう、私の今年の目標は、国際人になることだ。 |
| 私が何故英語を話せるようになりたいかというと、最初に述べた「国際化」 |
| という社会の傾向も理由も一つであるが、やはり色々な人と会話をして人間関 |
| 係を深めていきたいというのが一番の理由であろう。私が考える真の国際人と |
| いうのは、ある程度の語学力が供わっていて、それ以上に人と交流を深めたい |
| と強く思っている人である。 |
| 私が目指す国際人になるためには、やはり最低限の語学力は必要だ。人とコ |
| ミュニケーションをとるために基礎となるのはなんといっても「言葉」である |
| 。この人と話したいと思っていても話す手段がなくては、その好奇心も無駄に |
| なってしまう。 |
| しかし、語学力だけでは真の国際人にはなれないと思う。なぜなら、その人 |
| がどのような文化のもとで生活してきたのかしらないと国際交流は出来ないか |
| らだ。例をあげてみると、日本人はよくアメリカ人に、YESとNOをはっきり言わ |
| ないといわれる。しかしこれは、日本人の立場からいえば相手に対して遠慮を |
| しているだけであってごく普通に行われていることである。これに対してアメ |
| リカの考えは遠慮をするということがあまりない。これも一つの国の考え方の |
| 違いからうまれるものだ。つまり国の考え方、いわゆる文化を知らないと妙な |
| 誤解を招く恐れがある。だから私達は語学だけではなく、その国の特徴を勉強 |
| していく必要があるのだ。 |
| 以上の二つを学ぶ本来の意味を考えながら「初心忘るべからず。」で目標に |
| 向かってがんばっていきたいと思う。 |