| 試練 |
| イチゴ | の | 泉 | の広場 |
| むむら | / | あめお | 小5 |
| 私は小さい頃、家の近くを流れる渡良瀬川から大切なことを教わったように |
| 思う。私がやっと泳げるようにになった頃だからガキ大将たちに連れられて、 |
| いつものように渡良瀬川に泳ぎにいった。流れは速く、大きい人達は向こう岸 |
| の岩まで泳いでいけたが私はやっと犬かきができたので岸のそばの浅い所でピ |
| チゃピチャと遊んでいた。その時どうした弾みか中央に行きすぎ、気ずいた時 |
| には流されてしまった。私はあせった。 |
| しかしその時私は気ずいた。 |
| 「・・・そうだ、何もあそこに戻らなくてもいいんだ、」 |
| そう思ってそのまま流れに乗った。気がつくと、もう、すごく浅かった。東 |
| 山魁夷画伯の本を読んでいた時、画伯も少年の頃、似たような経験をした。そ |
| して聖書の一節が心に残った。 |
| 「あなた方の会った試練はみな人の知らないようなものではありません。神 |
| は真実なかたですから、あなた方をあなた方を耐えることのできないような試 |
| 練に会わせることはありません。」 |
| 僕はそろばんで一時期前々検定が受からなかった時期がある。この長文みた |
| いに流れに乗っていつか受かる形でやろうと思っても僕のお母さんに話すと、 |
| 「そんなの受験料の無駄です。」 |
| それはそうだ。だったら練習するしかない!僕は練習をし捲った。塾ではそ |
| の受かっていない「?級」の練習をしていたが家ではもっと上の級の練習をし |
| ました。 |
| この長文とはまったく反対なのです。 |