| 役に立つもの |
| イチゴ | の | 谷 | の広場 |
| 秀俊 | / | あゆわ | 中2 |
| 「ラレル」は受け身、尊敬、自発、可能、の4つの仕事を受け持つ勤勉な助動詞 |
| である。しかし、希代の怠け者である口が、発音しやすく簡潔でもあるら抜き |
| の言葉をとくに可能に使用する。学者も、ら抜きの言葉は「平易な説話にのみ |
| 用い、厳粛な説話には用いない」とされ日常敵(笑)に認めされつつある。 |
| ぼくは「ラレル」のように「古い」物と「レル」のような比較的「新しい」物とど |
| っちが好きかと聞かれたら困ってしまうと思う。古いものにも、新しいものに |
| もよい所がたくさんあると思うからだ。たとえば「新しいもの」ではコンピュー |
| タがある。コンピュータを使うことによって同じ物が一気にたくさんできるよ |
| うになった。仕事も楽になり、生活がとっても楽になった。 |
| しかし、このコンピュータは同じ物しか作れないのだ。どういうことかと言 |
| うと伝統作品のような、いわゆる「味」のあるものが作れないのだ。伝統作品に |
| は人々の心を動かす力がある作品に魂がこっもている。その代わり欠点として |
| 生産力のなさがあげられる。 |
| このように「古い」ものにも「新しい」ものにも欠点があり利点がある。そ |
| して、それぞれ両方にに価値があるのだ。 |
| だから本当に大切なのは新しい、古いではなく何が役に立つかなのだ。「トラ |
| ンプが生きているのは実際のプレーに使われている時である」という名言のよ |
| うにいくらよいものでも実際に使われなければ意味が無いのだ。必要にあわせ |
| て古いもの新しいものを使い分け、それを120%まで使うことが、物や言葉にと |
| っても、ぼく達人間にとっても、いいのではないのかと思う。 |