| 講評 |
| 題名: | 山のあなたの空遠く。 |
| 名前: | 眠雨 | さん( | うき | ) | 高1 | アジサイ | の | 道 | の広場 |
| 内容 | ◎ | 字数 | 1600 | 字 | 構成 | ◎ | 題材 | ◎ | 表現: | ◎ | 主題: | ◎ | 表記: | ◎ |
| 自然美と人工美、同じ「美」というくくりでも、そこには違いがある…。「そ |
| んなの当たり前じゃないか」という人もいそうだね。でも、「じゃぁ、どう違 |
| うの?」と問い詰めたら、うまく説明できるだろうか? まずは、こういう当 |
| たり前のことをしっかり認識するところから始めよう、という方法1は、説得 |
| 力があるよ。方法2では、「自然の美は、見たいときに瞬時に手に入るもので |
| はなく、偶然の要素に左右される」というところから、子供の躾(自然と触れ合 |
| う機会を作る)に持っていったところがユニーク。ニュートンの逸話を、偉大 |
| な科学者は万有引力の法則はひらめいても、リンゴの実に美を感じることはで |
| きない…と、意地悪に捉えたところも痛烈だね。(^^; ☆「美」というテーマ |
| に相応しい、美しい文章表現が細部にちりばめられていて堪能しました。特に |
| 、ビルの谷間の夕陽の描写が素晴らしい! 視覚的、感覚的な美しさを文章で |
| 表現するのは難しく、ともすれば、美辞麗句の連なりに終わってしまいがち。 |
| しかし、夕陽の情景描写は、読み手も美の感動を共有できる美しい内容だね。 |
| その描写を読みながら、過去に見た美しい光景がフラッシュ・バックしました |
| 。 |
| ミルクティ | 先生( | あこ | ) |